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地域一番物流企業のつくり方



【地域一番物流企業のつくり方】測定できないものは管理できない / 河内谷 庸高 (2017年06月14日)

今回の執筆コンサルタント

河内谷 庸高

河内谷 庸高
物流ビジネスコンサルティングチーム シニア経営コンサルタント
大阪府泉佐野市出身。
神戸大学経済学部経済学科卒。

 運輸・交通業を中心に、運送会社・タクシー会社・バス会社の業績アップコンサルティングを展開。近年は、WEBマーケティング事業部および人財開発コンサルティング事業部も兼任し、WEBサイトを核としたマーケティングや人財の採用・育成・定着に多数の成功事例を生み出している。エリアや企業規模に関わらず、今の時代でもドライバー採用に困っていない交通企業を各地で輩出している。


 ますますシステム化・IT化・ロボット化・自動化が進むこれからの時代において、物流会社の価値を発揮するためには、それを管理するための本部機能の強化や、データの取得体制の構築、KPI管理の導入などが求められてくるでしょう。


 JILSの「ロジスティクスの将来構想策定に関わるアンケート調査報告書」によると、荷主の期待するサービスとしては、「物流事業者や3PL等としての専門能力を発揮した企画提案」が86.3%で最も多く、次いで、「秘密保持や異物混入防止などのセキュリティ体制」が82.4%。そして、3番目に「KPIなどを用いた定量的な管理運営・報告」が77.8%と多い結果になっていました。



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 専門的な提案はもちろんですが、それと同じぐらい、KPI管理や各種データの取得・報告が求められているということです。運送事業であれば動態管理や運行効率(実車率・積載率・稼働率)管理、倉庫事業であれば保管効率や在庫回転率、人時生産性といった指標です。


 かの有名なマネジメントの大家、ピーター・ドラッカー氏も、「you can't manage what you can't measure(測定できないものは管理できない、測定できないものに責任を負うべきではない)」と述べており、いかに測定するのかの重要性を説いています。しかし実際には、JILSの同調査によると、KPIを導入して利用している物流企業はまだ、全体の半分ほどのようです。


 これから、データ管理やKPI管理を強化しようとされている企業では、まずは、どの数字を押さえれば、荷主企業や自社の売り上げ・利益が向上するのか、という指標を見極めることが重要です。その上で、どのようにして測定・データ取得していくのか議論していただければと思います。






●記載元 : 物流・運送・ロジスティクスの業界の総合専門誌『物流ウィークリー』








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