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地域一番物流企業のつくり方



【地域一番物流企業のつくり方】報連相ができる組織になるためのポイント / 橋本直行 (2017年06月28日)

今回の執筆コンサルタント

橋本直行

橋本直行

物流企業の業績アップ戦略・戦術の立案及び具現化を専門テーマとする。
販促・営業ツールの企画立案から、個々の担当者の営業力アップ手法まで、荷主獲得の具体的サポートを行なう。最近は、物流企業の人材採用・定着力アップのノウハウも豊富に蓄積している。
各種研修・講演会の講師経験も豊富。中堅物流企業、物流子会社の参謀役として、全国を飛び回る。


1972年 兵庫県尼崎市生まれ
1995年 関西学院大学 法学部 政治学科 卒業
1997年 船井総合研究所 入社
2005年 物流企業経営研究会「FUNAIロジスティクスアカデミー(現:ロジスティクスビジネス経営研究会)」をスタート



 組織の「〝報・連・相〟力」アップのためには、どのようなことに取り組めばよいのでしょうか。ポイントは次の三つです。


①報・連・相の目的を理解させる
目的をしっかり理解せずに、手段のみの実行でモチベーションを高く保つことができる人はあまりいません。そのため、報・連・相には次のような目的があることを組織全体に理解させる必要があります。


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(1)関係者を安心させるため
 業務の実施結果や進捗状況を確認してもらうことで、その件の関係者を安心させることができます。組織に安心の風土があることは、事業展開における強い基盤です。



(2)業務効率を向上させるため
 報・連・相を積極的に行なうことは、次のような効果を生み出し、結果的に業務の効率が向上します。


・情報共有化の促進により、重複作業が減少する。
・指示者・監督者の意図と実務者の途中経過にズレがある場合、早めの軌道修正ができる。
・業務遂行中に迷いが生じた場合、指示・命令内容を再説明してもらうことで、その後また、まい進できる。


(3)自由になるため
 実は、この目的が三つのうちで最も重要です。業務を遂行するにあたり、適切な報・連・相を行うことで、関係者から「安心できる人財だ」と信頼されるようになります。すると、〝任される〟〝訊かれない〟〝疑われない〟という状態に身を置くことができ、何者からの縛りも感じない自由な気分になれます。また、関係者に経過を伝えておくことで、自分自身も安心して仕事を進めることができます。


②スピードと頻度を重要視する
 組織で報・連・相がうまく実施されない理由の一つに、上長が報・連・相をされにくいオーラを発している場合があります。いつも、しかめ面をしていたり、口を開けば小言ばかり言いう上司には、報・連・相するのにも特別なエネルギーを要します。よって、報・連・相が円滑にするためには、その内容はさておき、早く、多くの報・連・相が上がってくるように、スピードと頻度をほめるように心がけなければなりません。


③報・連・相の対象を明示する
 育ちや立場、経験値によって、それぞれの人の持つ常識は違います。実は、それが報・連・相のタイミングや内容のズレを生む要因になります。ですから、組織の長は自組織で最低限行なわれるべき報・連・相の基準を明示しなければなりません。〝いつ〟〝何を〟〝誰に〟報・連・相すべきかを新しい構成員に詳しく教え、決して勝手な期待を押し付けないことが重要です。



●記載元 : 物流・運送・ロジスティクスの業界の総合専門誌『物流ウィークリー』










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