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シズナイロゴス 伊藤社長 人材確保と育成を強力推進(下) / 『物流ウィークリー』ニュース (2015年11月10日)

 近年、構造的な人材不足に悩まされる物流業界だが、シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)では、このような時代が来ることを見越して、高校生の新卒採用に道内でいち早く取り組み、ドライバー、商品管理士(センター従業員)の確保と育成を戦略的に進めている。


 伊藤社長は「今年度、社内で強調しているのは、人材の採用・定着の施策について。これしかやらないとまで言っている。そのためには業務の効率化が必要になるし、環境づくり、コミュニケーションの取り方、指導の仕方、協力の方法など管理職が考え、改善すべき課題が多岐にわたる。この職場環境を変化させて人材の定着がはかれるなら、しっかり投資すると宣言している」と話す。


 同社では現在、ドライバー、商品管理士の要員として、高校だけではなく大学や体育専門学校まで間口を広げて新卒者の採用活動を行っている。予算には「一人前の戦力になるまでの期間のコスト」を織り込んで、計画的な育成を進めている。


 「メーカーは商品を開発するのに多額の予算を取っている。『物流は人が商品』というなら、この業界もほかの経費を削ってでも本気で取り組む必要がある」と話す。


 また、これと並行してドライバーとしても、商品管理士としても働く現場総合職をキャリアパスとして用意し、効率的な人員の配置を進めている。「ドライバーの適正な拘束時間の管理ができるとともに、効率的な商品の出し方や積み方など立場が変わることで見えるようになり、生産性も上がる。目に見える効果が出ている」と説明。


 日々の業務改善は、「物流で働くやりがい」にもつながっていると捉えている。「物流の仕事は、オーダー受けたものをピッキングして品揃えし、トラックに積み込んで配達するという繰り返し。ミスなくやって当たり前で、とくに『ありがとう』と言われるわけでもない。それなら、自分の職責のなかで考えて、いい部分を広げて変化できた方が、仕事は絶対に楽しくなる。経営者としてやっているのは、その環境づくり。そのようなことを進めていくと、法令順守を徹底しながら、より短時間の労働時間で、より多くの給料を払うようになれる。今は社内でこれを実現させる施策を考えさせている」。


◎関連リンク→ 株式会社シズナイロゴス










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