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マトリックス リフト運転者に危険通知「ヒヤリハンター」 労災事故軽減に / 『物流ウィークリー』ニュース (2017年04月26日)

 独自のICタグを開発し、そのノウハウを様々な分野で生かした製品を開発しているタグ専門メーカーのマトリックス(大阪市北区)は、山九(東京都中央区)と共同開発した、フォークリフトや重機などの労災事故を軽減できる「ヒヤリハンター」を販売している。


 同製品は、フォークリフトや重機などに設置することで独自の磁界を発信して作業員がもつ専用のセミアクティブタグ(Tag21)を検知し、フォークリフト運転者に危険を知らせる仕組み。検知範囲は、360度で、前後に最大約9m、左右に最大約6mの距離で作業員を検知するほか、検知距離も大、中、小の3段階調節が可能。作業員の持つTag21は、持ち運びや作業の邪魔にならないコンパクトサイズ。重量もわずか約17gと非常に軽く、軽量設計を実現しているだけでなく、防水仕様で作業員の汗などで壊れる心配もない。電池は一般に使用しているボタン電池で約3年間使用可能。(使用環境によって異なる)


 複数のフォークリフトや重機を使用している場合でも、誤作動を起さないように個別に専用のIDが組み込まれており、Tag21がフォークリフトに搭載された同製品が発信している磁界に入らない限り検知しない。また、フォークリフトや重機同士でも検知できるトリガー検知ボックスなども取り付けることが可能。検知したときの警告もパトランプ表示と音声で知らせてくれるだけでなく、警告時間なども各社の現場環境に合わせて設定が行える。


 2015年3月に販売を開始してから約250台以上を導入。同製品について営業企画部の安田豊部長は「製品の販売実績も順調に伸びてきている。販売して終わるのではなくICタグ専門メーカーの強みを生かして当社でしかできない商品開発をしていきたい」と説明する。


 また、同製品を使用する事業者からの声を反映させて開発している。フォークリフトが通る通路や、出入り口にセンサーを取り付け、警報器を作動させる「トリガー検知センサ」やTag21を持っている作業員がフォークリフトを運転しても警報器が作動しないようにする「トリガーキャンセルユニット」なども販売している。


 さらに、現在は顧客からの要望を聞き、倉庫内の危険な場所に侵入すると作業員に警報などで知らせる新たな「侵入危険区域警報システム」を開発している。安田部長は「導入していただいた現場の声を聞いて、改良をしながら各社に合った安全管理に関する商品の新たな商品開発にも精力的に行っていきたい」と話す。


◎関連リンク→ 株式会社マトリックス










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