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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

吉川国之 氏  2016/7/12


通っている学校の先生に薦められたことがきっかけで購入した本です。
実際にあった事例を基に、森岡氏がどのように苦境を乗り越えてきたか。アトラクション再生に隠された苦悩と成功ストーリーに引き込まれてしまいました。

流れとしては、ハリーポッターのアトラクションが完成するまでの間、限られた資源の中でどのようにして業績目標を達成していったかが書かれています。
ジェットコースターを後ろ向きに走らせた事例はその中のひとつのエピソードです。

読みどころとしては、限られた条件の中でどのような打ち手を考えていくか、また新しいことにチャレンジするために必要なタクティクスとは何かといったビジネスに臨む姿勢を学べるところだと思います。特に、確率・統計、いわゆる数学的思考は、物流業界では多くの経営者が苦手とするものですから、いつかは習得したいスキルとして参考になると思います。

参考になる話が山のようにあるのですが、「答えは現場にあり、たえず現場を見ること」「数値による裏付けが非常に重要」

「アイディアはすぐひらめくものではなく、アイディアを出すためのフレームワーク(条件作り)が必要」といった点が特に印象的でした。

また、物事も考える際には闇雲に考えるのではなく、
・「そもそも達成すべき命題はなにか」を定めて、
・「その目的達成のために経営資源を何に集中するか」(アイディアの条件)を考え、
・「具体的意にどのように実現させていくのか」(アイディア)を考える
という順番は、私の中に全く無いものだったので、今後は思考する前提として意識していこうと思います。

論理的思考のメインテーマでもある仮説設定からの検証、そして結論付けまでが判りやすく書かれているので、そういった思考の具体的事例として読んでみると良いと思います。




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