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ヤンキーの虎

成沢 拓也 氏  2016/06/29


友人である船井総研の橋本直行さんのオススメで拝読しました。
橋本さんが登場するシーンもあり、とてもワクワクして読ませていただきました。

衰退する地方経済の中で、すべて一律に衰退しているのではなく、その中で業績を伸ばしている企業がある。
そんな企業の経営者を本書では「ヤンキーの虎」と呼んでいます。

「ヤンキー」というのは、流行語となった「マイルドヤンキー」という人たちを束ねているという意味で使っていて、「虎」はおそらくマネーの虎からインスパイアされているのでしょう。
見事なネーミング力に笑ってしまいました。

これを読んでいる中で、自分の知っている「虎」たちがたくさん頭に浮かんできました。
本書ではいわゆる「成り上がり型」と「地盤引継型」の二種類の「虎」について記述されています。
僕のイメージした「虎」たちも、このようにはっきり二種類に分類されたので本当に納得でした。

自分が面白いと思った話は、この虎たちは、幅広く儲かりそうなことにスピーディに取り組むという共通点があるということ。(ミニコングロマリット化)
なんとなく、「一つのことを地道に極める姿勢が大事」というモラルを求められる気がするのが会社運営ですが、このような虎たちにはそれはあてはまらないようです。

ビジネスシーンにいると、たとえば業績の悪さを「ファンダメンタル」のせいにしてしまうことがありますが、このような虎たちの活躍を見るに、それは理由にならないということに気づかされます。

チャレンジ精神が豊富な人、地方で頑張ろうとしている人、人を束ねて引っ張っていこうとしている人、成り上がりたい人、そんな人には本当にお勧めの一冊です。





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