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「教え方」の教科書

成沢 拓也 氏  2016/10/12


従業員教育について模索していた時期だったので、『「教え方」の教科書』とういう題名が目に留まり即買いしました。

この本は、マネージャーに向けた部下教育の教科書という目線で書かれています。
ベースとなっている考え方は「ティーチング(教えること)」の重要性です。
「コーチング」が育てることだとすれば、それ以前の基本を教える「ティーチング」がベースになければならないというのは言われてみればなるほどです。

みなさんは「やる気のない部下を持った」と嘆くことがあるでしょうか?
おそらくそのような経験のある人が大多数なのではないでしょうか?
この本では彼らは「やる気がない」のではなく「わからない」だけだと言っています。
彼らに対しては以下のように正しく教えることが必要だと書かれています。

まずは手取り足取り教えること。
やり方はもちろん納期やクウォリティについても細かく指示すること。
彼らは教えられたとおりにやることで仕事を完成させることができる。
(やれる範囲の仕事を与えることがポイント)
それにより彼らが仕事で達成感を覚える。それは仕事の喜びとなり成長につながる。

これは、背中を見て覚えろといった徒弟制度の考え方と反対の考え方です。
なるほどその通りと思いました。特に経験の少ない部下に対してはまずは「教える」ことが必要ということに強く納得しました。

僕の場合は様々な職場でたくさんの上司とかかわってきましたが、特に「教えられた」という記憶はなく、人から見て盗んだり、背中を見て覚えたり、自分で調べて考えて仕事を覚えてきました。

皆さんの中でもそのような経験をしてきた人が多いのではないでしょうか。
そのようなバックボーンがあるとどうしても、部下に対して「あなたたちもそのように仕事を覚えるべきだ」と心のどこかで思ってしまいがちです。

しかし、そのような考え方は間違いであり、上記のような「正しい教え方の技術」というものを身につけなければいけないと改めて感じました。

是非同じようなことを感じる方はこの本を読んでみてください。そして教え方を実践してみてください。
このようにして教えた部下は、いずれ自分で考え自分で行動するビジネスパーソンに成長して皆さんを助けてくれることでしょう。



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