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不毛地帯

吉岡 泰一郎 氏  2019/10/15

「吉岡君は、よく読書をするみたいだね。山崎豊子だと何が好きなの?」とある経営者の方に言われました。

私は、食わず嫌いではないのですが、山崎豊子さんの小説を読んだことがなく、「よく知らないんです。」と、正直に答えるほかなく、一瞬とはいえ、イヤな風を巻き込んでしまいました、、、


その反省の下、読書家の友人にオススメの山崎豊子さんの著書を確認しました!「絶対に"不毛地帯"だよ!」。その場で全巻購入をしました。

内容紹介 (Amazonより抜粋)

拷問、飢餓、強制労働――11年に及ぶ地獄のシベリア抑留から生還した壹岐正は、第2の人生を商社マンとして生きる事を決意する。
「商戦」という新たな戦いに身を投じ、戦後日本の高度成長を陰に陽に担った男を活写する、記念碑的長編。

時代の違い、働き方の違いから、今の若いみなさんに全てを感じでもらうことは難しいのかもしれませんし、押しつけがましい感さえあるかもしれませんが、
私には、いとも簡単に感情移入ができ、読書が進むにつれ、残りページ数が減っていくにつれ、読み終わることが寂しくなる大作でした。

主人公の朴訥さ、人間らしさ満載であり、人の心を掴んでいく仕事っぷりと、それを取り巻く環境や時代、クセのある登場人物にハラハラが途切れることはありません。

どの時代にも、私利私欲のために行動する人間がいます。
人を平気で裏切ったり、策に溺れたり、正しいとは思えない道を進む人がいます。
歴史は繰り返すので、いつの時代も同じだと思いますが、当然、逆の人もいます。
ただ、時代や環境が変わったとしても、人として真っ直ぐに生きたいです。
曲がることなく、仕事をしたいと思っています。
そんなことを考えながら、読み進めた一冊となりました。

すでに読んだことがある方が多いことと思いますが、お薦めいたします。




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