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書店主フィクリーのものがたり

成沢 拓也 氏  2018/11/12

 

こちらのコーナーに僭越ながら書評を書かせていただいてから、実用書や業界本を中心にたまには新書もご紹介させていただいてきました。
小説はというと趣味の世界という認識もあり遠慮していたのですが、最近少し考え方が変わり「小説も教養の一環」と思えるようになってきました。
理由の一つは、一年ほど前に読んだ「死ぬほど読書(丹羽宇一郎)」で丹羽さんがこう言っておられたからです。
「人間を成長させるために読書は必要、ただ実用書や専門書だけでなく小説や時には雑誌なんかも大事」
今回はそんな理由もあり小説をご紹介させていただきます。

2015年に出版されたものですが、2017年文庫化されたものを読みました。

物語は、ナイトリー・プレスの営業担当であるアメリアが、アリス等にある島一件の書店「アイランド・ブックス」を訪ねるところから始まります。
アイランド・ブックスの書店主はA・J・フィクリー。
アメリアとフィクリーそして彼らのもとに突然現れる少女マヤ、フィクリーはマヤを養女として受け入れます。

アイランド・ブックスからある日突然「タマ・レーン」という本がなくなります。これが物語のカギとなり様々な登場人物のストーリーと絡んでいきます。時代とともにマヤも大人になりフィクリーもアメリアも年老いて最後はアイランド・ブックスを閉店することを決意します。

ここから先は興味のある方はぜひお手に取ってご覧ください。
ちょっと切ないですが心温まるストーリーです。
「物流」とは関係ない本ですがとても面白い小説でしたのでご紹介させていただきます。




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