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キリンビール高知支店の奇跡

吉川国之 氏  2016/11/01


ビジネススクールでマーケティングの授業を受講している期間中にこの本を読んだことで、経営戦略やマーケティング戦略を立てる前提として本当に大切なことは何なのかを考えるきっかけになりました。

内容的には、アサヒビールに首位を奪われたキリンビールの営業部隊が首位奪回までにどんな改革とチャレンジをしていたのかが赤裸々に描かれたもので、組織におけるリーダーシップの在り方を教えてくれます。

読み終えて私が学んだことは、以下の3点です。

一つ目は、マーケティングや戦略構築の知識だけ習得しても何の役にも立たないということ。
先日のUSJ森岡氏の講座でもお話がありましたが、結局のところ人をどう動かすのか、
どう動いてもらうのかが、企業としてリーダーとして最も大切であることを再認識しました。

次に、リーダーは常に現場を見る必要があるということ。
どうしてもデスクワークが多くなりがちな管理職ですが、改善策や新たな施策を考える際には、
自ら現場を歩き現状を把握しておくことが大きなアドバンテージになることを学びました。
これは、社内・社外問わずに当てはまることだと思います。

そして3つ目は、リーダーには熱い情熱と冷静な判断力が求められるということ。
誰もが希望を失っている状況からV字回復させたこの支店長の行動から、企業として何かを
達成しようとした時には、リーダーが熱意を前面に出して行動すること、そして冷静に状況を
判断して臨機応変に行動を変えていく必要があることを学びました。

加えて、
「社員が共感して、自発的に動いてくれる」
「一番を取り戻すために必死になってくれる」
といった社員力と、それを引き出す上司のマネジメント力の重要性。
ネガティブになっている社員の気持ちをポジティブなものに変える手法は、意外に
古典的なものであることを再確認できたことは私にとって大きな収穫でした。

キリンビールのサクセスストーリーであるこの本は、ビール業界に限らずどんな業界でも通用する
営業のノウハウが書かれていて、物流業界にも参考になる点が多いと思います。




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