トップ » 物流社長の本棚 » ジャンル  » 仕事術・ビジネススキル  » 物流社長の本棚 / 心理学的なアプローチから相手を納得させる手法が書かれた本です

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すごい「議論」力!

吉川国之 氏  2017/02/02

 

タイトルから想像すると議論力を高めるような内容をイメージしますが、
実際はどちらかというと心理学的なアプローチから相手を納得させる手法が
書かれた本です。

お客様との交渉や社内での話し合いの中で、
「正論は言っているのだけれど今一つ話が進まない」
といった状況を経験したことは誰でもあると思います。

この本は、真の議論とは何か、また、どうすれば議論に勝つことができるのかを
丁寧に教えてくれています。

ディベート力を学ぶ本というわけではなく、例えば、
・ガードが堅い相手のガードを下げる方法
・不利な形勢を一気に有利にする変えるコツ
・相手のメンツを立てて主張を通すテクニック
など、相手の立場や心理を考えながらどうやって話を進めたら良いか、どのような環境を
作ったらスムーズに話が進むかといった視点から書かれています。


印象的な記述だったのが、子供に勉強の大切さを教えるにはどのように
説得すれば良いかという実例。
① ひたすら優しくして、勉強しないと悪いという気持ちにさせる
② お金を上げると言って釣る
③ 罰で脅す
④ 自分に対するメリット・デメリットを説く
⑤ 個人的な願いとして訴える
Etc.

私も子供にこのような働きかけをしたことがあります。
でも、なかなか自発的には勉強をしてくれませんでした。

ん、どこかで聞いたような悩み・・・?

そうです。
もうお分かりだと思いますが、これらは我々経営者が部下に行動を促す際に
取っている働きかけパターンと同じです。
手当てやご褒美で釣ったり、社内の罰則で縛ったり・・・。
これらを行う際の注意点や話し方のコツなど、ここだけ読んでも大きな収穫が
ありました。

経営者には、一読をお薦めします。




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