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岡ト協 運送5社が合同説明会、人材確保を後押し / 『物流ウィークリー』ニュース (2017年11月22日)

 岡山ト協の本部がある県トラック総合研修会館(岡山市北区)で9月28日、運送5社による合同の会社説明会が開かれた。岡山公共職業安定所(ハローワーク岡山)との連携による新たな試みで、ドライバー不足が一段と深刻化している運送業界の人材確保を後押しするもの。県内には八つのハローワークがあるが、こうした取り組みは初めてという。参加する運送会社は毎回5社に絞り込み、来年2月まで計6回の開催を計画している。


 同日の説明会に参加したのはナカウン(同中区)、八晃運輸バス事業部(同南区)、日の出運輸中国岡山DC(同北区)、中国ニシリク(同南区)、アスカ(同北区)の5社。一方、初回ということもあってか来場した求職者は14人だった。5分の持ち時間で各社が企業概要や日常の業務内容、求人票に明記されていない情報などをPRした後、求職者らは会社ごとに設けられたブースで、さらに詳しい説明を受けていた。


 県内の7月の有効求人倍率は1.82倍で、26年前に記録した1.83に次ぐ高さ。なかでもトラックなどの運転者は912件の有効求人数に対し、同求職者数は186人という状況で、4.90と飛び抜けた有効求人倍率が現在の人材不足を如実に物語っている。さらに、同月の新規求職者数(運転者)が56人にとどまるものの、新規求人数は6.42倍の360人となるなど双方の開きは広がる一方だ。


 同ハローワークの谷本勉・職業相談部長によれば「警備や建設、運転者といった有効求人倍率が高い(人手不足)職種にこそ力を注ぐ必要がある」と、他地域に先駆けて運輸業をターゲットにした合同説明会を企画した経緯を説明。求職者にはハローワーク内に張り出したポスターで参加を呼び掛けるとともに、ドライバーを希望する求職者にはDMも送付。「回を重ねるごとに求人、求職者の双方の関心がより高まることを期待したい」(同部長)と話している。


 今年度は3月を除いて毎月1回の開催を予定。各回とも参加企業を5社に限定しており、すでに10月開催分には数社の申し込みがある。参加できるのはハローワーク岡山に運輸業務の職種で求人を出し、就業場所が同管内である事業所。同ハローワークの管轄が東区を除く岡山市内とあって、対象外の事業所となる岡ト協の会員からは他地域での開催を求める声もあるが、企画は各地のハローワークの判断によるのが実情。「やれるところから始め、自然と広がるならそれでいいという感じ。とりあえずは岡山の様子を見ながらの検討になるのではないか」(西田末廣専務)と話している。


◎関連リンク→ 一般社団法人岡山県トラック協会



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