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山岡産輸 ラップのリサイクル事業を開始 使用済みフィルムを回収 / 『物流ウィークリー』ニュース (2016年02月24日)

 加藤運輸グループの山岡産輸(千葉県市川市)は、ストレッチフィルム(ラップ)のリサイクル事業を開始する。
 陣頭指揮を執る同社最高顧問の渡辺秀雄氏は、「再生したフィルムは、価格面で優位性を打ち出す」と説明。「市場で流通しているフィルムは海外品も多く、価格によって品質にもばらつきがあるが、当社ではバージン製品と同じ強度を持たせる予定。違いは値段が安いだけ」と自信を見せる。
 現在はラップの回収に注力しており、「8月からの製造・販売開始をめざす」という。
 同氏は、「CSRや環境対策に取り組む運送事業者に向けてサービスを展開する」とし、「通常は廃棄されているフィルムを捨てずに再利用することで、『リサイクルに積極的な企業』と、荷主へのPRにつながるはず」と付け加える。


 使用済みフィルムの回収は、同社が自社車両で行う。「連絡いただければ、月に1回、何キロからでもお伺いする」。当面は関東一円をエリアとしており、「今後は月間で40ー50トンの回収をめざす」としている。「当社にとっても初めての分野だが、おかげさまで紹介案件が増えてきている」とし、「既に産廃業者と取り引きのある場合は、一度そちらに出してもらい、業者から当社が買い取るという方式でも対応する」という。


 グループ会社でビニールハウスの使用済みビニールの再生事業を手掛けていたことから、「ラップでも」ということで始まった新事業。回収されたビニールは、ベトナムの工場で加工され、ゴミ袋・レジ袋として日本に輸入されているという。ビニールの洗浄や断裁は、茨城県小美玉市の自社工場で行われており、今回立ち上げたストレッチフィルムのリサイクル事業も、同工場で行う。「国内で製造すれば輸出入にかかるコストが発生しない。人件費を抑えるノウハウもある」と同氏。


 「勝つためには競合がいないところで勝負する」のが持論。「回収した業者が自社で再生までやるケースはなかなかないはず」とし、同社の新しい柱として、この「エコビジネス」に注力していく。


◎関連リンク→ 山岡産輸株式会社










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