今世紀のビジネスで、我々物流企業が志向すべき時流適応戦略キーワードは、「環境」「安全」「個人」の
三つだと思います。
このうち「環境」の戦略は、環境ビジネスやグリーンロジスティクスの展開を指します。
物流における「安全」の戦略とは、運行・作業などのマネジメントシステムの構築、
トレーサビリティ、文書保管など機密保持にかかるサービスです。
「個人」戦略とは、宅配や通販物流、あるいはトランクルームやレンタルスペースなどです。
これらのいずれかを押させることが、繁盛のためのポイントです。
本稿では、シリーズのテーマである「環境」の戦略について掘り下げてみましょう。
環境に関する社会からの要請は、強まることはあっても弱まることはありません。
国全体の意識はますます高くなり、各種規制はさらに強化され、ビジネスチャンスは増えていきます。
改めて、環境ビジネスとは、どのようなビジネスなのでしょうか?
答えは多岐にわたりますが、そのうち"力相応主義"の発想で物流企業が取り組むべきは、
廃棄物・中古品関連ビジネスと、省エネ関連ビジネスです。
前者を細かくすると、「6R/S/B」のカテゴリーに分かれます。
「6R/S/B」とは、リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(廃棄物の
再生利用)の3Rに加え、リペア(修理)、リフォーム(仕様変更)、レンタル(貸付)、
シェア(共同保有)、バーター(物々交換)の八つのサービスカテゴリーです。
今後の事業戦略を立案する際の参考にしていただければと思います。
なお、弊社運営の物流企業向け環境ビジネス情報サイト「エコロジ!」で、事例を含めた最新情報を
随時アップしています。
ぜひチェックしてみてください。
「エコロジ」で検索です。
■執筆コンサルタント紹介
橋本直行 プロフィール
兵庫県尼崎市出身。関西学院大学 法学部 政治学科卒。
BtoB企業のマーケティング戦略・戦術の立案及び具現化サポートを専門とする。販促・営業ツールの企画立案から、個々の担当者の交渉力アップまで、BtoB業種の顧客獲得力強化のノウハウは社内でもトップクラス。
近年は、新規事業としての環境ビジネス開発サポートに注力している。
座右の銘は「志高腰低」。物流企業のための環境ビジネス情報サイト「エコロジ!」主宰。













