物流Weekly2009年9月15日版『船井総研の環境ビジネス最前線』に、弊社環境ビジネス
コンサルティングチームのコンサルタント小川 宏明が掲載されました。
今回は、”資産価値向上の電線類地中化”がテーマです。
記事内容
皆さんは、電線類地中化ビジネスをご存知でしょうか。
電線類地中化ビジネスとは、電線およびその関連施設(電柱など)を地価に埋設することです。
電線類を地中化することで、道路を邪魔するものがなくなり、コモンスペースや緑地帯を
作り出すことができます。
電線類地中化は、結果として環境に配慮した街作りへとつながる環境ビジネスのひとつです。
今回は、電線類地中化ビジネスをご紹介したいと思います。
電線類地中化は、行政や電力会社によってのみ行われるというわけではありません。
不動産会社が住宅街や大規模施設の建設に伴い電線類を地中化したい、と考えた場合、
行政許可を得た上で不動産会社によって電線類が地中化されます。
株式会社ジオリゾーム社では、この電線類地中化ビジネスを自社の事業軸として
不動産企業をターゲットとしてビジネス展開をしています。
つまり、電線類地中化は民間企業によって電線というインフラ媒体の工事が
行われているのです。
さて、電線類を地中化することで得られるメリットとは何でしょうか。
それは大きく3つあります。
1.景観の向上。
電線類が地中に埋設されることで、開放的かつ高級感漂う街並みを築くことができ、
頭上を見上げるといつも以上に大きな空が一面に広がります。
2.災害の防止。
電線(電柱)の存在は、私たちが普段気づかない危険性を持っています。
それは災害時の電柱倒壊による危険性です。電線類が地中化されることで、
そのような災害リスクを低減することが可能です。
実際に、阪神淡路大震災の際、神戸地区の電線(電話回線ケーブル)の被災率は、
地上電線地区が2.4%、地中化地区が0.03%と、その被害は80分の1にとどまった
との報告があります。
3.「資産価値の維持・向上」。
不動産鑑定士の調査によると、「電線類地中化は、土地価格に対して7%程度の
プラス影響を与える」という報告があります。
また、実際に電線類地中化住宅街にお住まいの方の60%以上が、電線類地中化
エリアの住宅地が資産価値の維持ができると考えていることが、ジオリゾーム社の
調査により判明しています。
もし機会があれば、電線類が地中化されたエリアへ行ってみることをお勧めします。
きっと頭上一面に広がる空景色に、開放感と感動を覚えることを思います。
●記載元 : 物流・運送・ロジスティクスの業界の総合専門誌『物流ウィークリー』
■環境ビジネスコンサルティンググループ小川 宏明プロフィール
前職、大手通信企業で法人営業を経て入社。
顧客ニーズを汲み取り問題改善提案を行う営業スタイルで、数多くの新規顧客開拓営業を
行ってきた。
「人を動かすのは結局のところ人。現場に入らなければ何も動かせない。」をモットーとし、
現場密着型のコンサルティングを心がけ日々顧客支援を行っている。
現在は環境リスク対策を中心とした事業へのコンサルティングに従事。





