「農業は儲からない」という話をよく聞きます。
しかし、儲からないのには何か理由があり、決して全ての方が儲かっていないというわけではないのです。
今後、農業への参入増加が予想されますが、そういった方々が意識すべき主な経営ポイントをお伝えしていきます。
1.採算意識を持つ
これまで、農業者の方々は、人件費という概念を持たないケースが多かったようです。
例えば、農協に口座を持っている場合、販売した農産物の売上げが口座に入金され、購入した
各種農業資材の費用や各種ローンなども、その口座から引かれていきます。
つまり、差し引きで残ったお金が自由になるお金になります。
これでは、自分達の人件費がいくなのかまったく分かりません。
まずは、事業計画や採算表をしっかり作成することが重要です。
そして、原価や経費を細かく洗い出し、利益を確保できるように経営していく必要があるのです。
2.人件費削減に取り組む(効率化を図る)
農業の各種経費項目のうち、圧倒的に多いのが人件費です。
つまり、この人件費を削減することが利益の源泉になりえるわけです。
言い換えれば、いかに業務を効率化できるかがポイントになると言えます。
「農薬、肥料などの各種資材が高くて儲からない」というような話をよく聞きますが、
実際は農薬や肥料を散布する人件費の方が問題なのです。
3.中古の農業機械を活用する
ここ数年、そして今後も含めて、農業者は減少を続けている
わけですから、中古の農業機械が出回ってきています。
無駄な投資はせず、こうした中古品を活用すれば十分なのです。
そのほか、ビニールハウスや各種機器は基本的にほとんど中古品でよいでしょう。
そして、減価償却費を削減していくべきだと思います。
1から3のような考え方は、一般的に他産業においては普通に取り組んでいることでしょう。
要は農業を特別扱いせずに、普通に経営することができれば、まだまだ利益確保は可能です。
そして、農産物を栽培するということはまさに製造業であり、製造業としての意識を持つことが重要です。
各地でいろいろな業種からの農業参入を手伝っていますが、つくづく農業に対する見方が特別に
なってしまっていると感じます。
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◆執筆コンサルタント紹介 山田 浩太
食品リサイクル事業を中心とした環境事業の展開を支援。
全国各地のネットワーク構築にあたり、食品廃棄物の排出元から生産者(農家)・消費者開拓、農産物販売に至るまで、現場に入り込んだサポートを行っている。
机上の空論ではなく現場主義を心がけ、環境関連企業だけでなく異業種でも安心して参入できるよう、事業成功までの緻密なフォローをしている。
農業分野におけるコンサルティングでは各地の状況に合わせた具体的な提案を行っている。
◆農業・食品リサイクルビジネスサイト「Vegecle Biz」
◆山田浩太のブログ 「農業・食品リサイクルビジネスコンサルタントの blog」













