2012.2.6
「ズバリ商品インタビュー」 Vol.7
株式会社フジテックス 営業開発部 課長 立川大介 氏
顧客の要望から生まれたサービス

インタビュアー(以下、島田):本日はフジテックスの立川大介様にお越しいただいております。
フジテックス様では、2010年4月から物流企業向けの中古機器の通販サイト『中古物流機器.com』を運営されております。
本日はこの『中古物流機器.com』についてお話を伺います。立川様、どうぞよろしくお願いいたします。
立川氏:はい。よろしくお願いします。
島田:さっそくですが、この中古物流機器.comではどういったサービスを展開されているのでしょうか?

立川氏:中古物流機器.comの基本的なサービスは、一般的な中古品の通販サイトの仕組みと同じですが、物流機器に特化している点が特徴です。
弊社社員が、物流会社・倉庫会社・工場・運送会社といった各物流企業の方から中古の物流機器を仕入れ、その商品をWEBサイトに写真と共に掲載して、お申し込みや問い合わせをいただいた方に販売をするというものです。
島田:なるほど。中古物流機器.comにはどれくらいの商品が掲載されているのですか?
立川氏:中古物流機器.comでは常時約100アイテムの商品をラインナップしております。台車やカゴ台車、パレット、コンベアなど多種多様な機器の掲載をしております。また、中古品だけでなく、新品の商品も格安でいくつか掲載しております。

島田:幅広いアイテムを掲載している中古物流機器.comは、どのような経緯で開設されたのでしょうか?
立川氏:フジテックスではもともと中古環境機器.comというサイトを運営しておりました。こちらは環境機器に関する中古品を取り扱っているサイトであり、この事業は1989年から取り組んでおり、現在も運営しております。
その中古環境機器.comのお客様から、物流関連の機器の取り扱いはないのかという問い合わせが増えてきたことが、中古物流機器.comを立ち上げるきっかけとなりました。
島田:中古物流機器は買い手のお客様からのニーズがあったということですね。仕入先(売り手)となる物流企業も含め、反響はいかがですか?
立川氏:現在、買い手側からも売り手側からも同じぐらいの問い合わせがあります。両方併せると毎日20~30件ほど問い合わせがありますね。
島田:毎日20~30件とはすごいですね!買い手側のお客様からはどのような問い合わせがありますか?
立川氏:サイトに掲載している商品に関する問い合わせが多いですね。リピートでご利用されているお客さまからは「こんな機器は無いのか?」といった具体的な商品の有無の問い合わせもあります。
島田:個別で商品の有無に関する問い合わせもあるのですね。そういった問い合わせにもご対応されるのですか?
立川氏:はい、対応しております。商品をよく仕入れさせていただいている企業様に問い合わせて、こんな機器は無いかといった確認をします。もちろんお客様が探されている商品が必ず見つかるというわけではございませんが、できる限りご要望にお応えできるようにしております。
島田:個別の商品注文にも応えられるのは素晴らしいですね。それでは反対に売り手の方からは、どのような問い合わせがありますか?
立川氏:機器をまとめて売りたいので来て見積もりを出してほしいという問い合わせが多いですね。10~20個単位でまとめて仕入れております。
島田:中古品となると、新品に近い状態のものもあれば、ボロボロな状態のものもあると思います。どんな状態でも商品を引き取られるのですか?
立川氏:あまりにも商品としての機能を損なっているものに関しては、引き取りをお断りする場合もございます。ただし、そのような商品でも写真を中古物流機器.comに無料で掲載することは可能です。買い手のお客様の需要はどこにあるかわかりませんからね。実際そこから購買に至った商品もありました。
島田:引き取りができない商品もWEBサイト上に掲載するというのは素晴らしいサービスですね。商品の写真を掲載しておけば注文につながる場合がありますね。
立川氏:ちなみに弊社は全国場所を問わず、商品の配送、仕入れを行っております。仕入れ先が離島で、あまりにも遠方の場合は商品の写真だけをお送りいただくこともあります。
利便性を追求し、より利用しやすいサイトを目指す
島田:最近では毎日20~30件の問い合わせがあるとのことでしたが、中古物流機器.comを立ち上げた当初から、これほどの問い合わせはあったのですか?
立川氏:いえ、当初は問い合わせはまったく無かったのですが、徐々に徐々に問い合わせ件数が増えてきました。お客様から、他のお客様をご紹介していただくこともありました。本当に、お客様には感謝です。
また、より多くのお客様にもご利用いただきたいので、WEBにも力をいれています。
島田:お客様に他のお客様をご紹介していただけているということは、お客様の満足度も高いのでしょうね。
立川氏:我々が扱っている商品は中古品ですが、これまで特にお客様からのクレームがいただいたことも無く、皆様にご満足いただけているのかなと感じてはおります。
島田:それでは最後に中古物流機器.comの今後の展望を教えてください。
立川氏:取り扱い商品の数をもっと増やしていきたいですね。買い手のお客様の問い合わせの多い商品群から増やしていこうと思っております。直近ではまずはハンドリフトパレット・ドラム缶・ハンドリング関連の商品を増やしていこうと考えております。また、近々オンライン決算ができるようにし、お客様がもっと手軽に商品の購入ができるようなシステムを作ってまいります。
島田:商品の購入をされるお客様にとっては、安い、品数が多いというだけでなく、ますます利用しやすい便利なサイトになっていくということですね。立川様、本日は誠にありがとうございました。
サイト名称 |
中古物流機器 .com |
運営会社 |
|
所在地 |
本社 北海道本部 東北本部 関西本部 中部本部 中四国本部 九州本部 |
連絡先 |
TEL:03-3207-5521 (代表) |
FAX:03-3207-5522 (代表) |
|
創業 |
昭和 53 年 8 月 |
設立 |
昭和 61 年 4 月 |
資本金 |
3 億円 |
加盟団体 |
東京商工会議所 |
今回はフジテックス様にお越しいただきましたが、インタビューをしながら受けた印象は、「顧客サービスの徹底」です。中古品が無いかという個別の問い合わせに対して、商品があるか各仕入先に1つ1つ確認していく姿勢は大変素晴らしく思いました。このような顧客視点に立てる企業様がどんどん増えていくと良いですね。ありがとうございました。
■インタビュアー紹介
氏名 : 島田 裕一
1985年生まれ。千葉県出身。
立教大学理学部卒業後、船井総研に入社。
入社後は廃棄物処理業、士業、物流業、と業種を問わず幅広いジャンルのコンサルティングに従事。
ホームページを使った即時業績アップを得意としており、
船井流を生かした絶妙なマーケティングで、日々ご支援先の業績アップのために汗を流している。
※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。内容の検証は行なっておりません。ご了承ください。















