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ズバリ商品インタビュー



ITの活用で「物流品質の見える化」を実現 (2013年11月06日)

株式会社ニッセルワン

2013.11.06
「ズバリ商品インタビュー」 Vol.37
株式会社ニッセルワン
取締役 石塚俊和 氏(右)
ITソリューション部 マネージャー 鈴木明敏 氏(左)


商号

株式会社ニッセルワン  Nissel One Co.,Ltd.

所在地

【東京本社】
東京都新宿区四谷4-34-1 新宿御苑前アネックスビル6F
TEL 03-5919-8514
FAX 03-5919-8515
【長野本社】
〒380-0821
長野県長野市鶴賀1381-3
TEL 026-254-0004
FAX 026-235-1161

代表者

代表取締役社長 倉石 晃壮

資本金

4,400万円 

設立

1984年 8月

事業内容

1.システムインテグレーション
2.システムアウトソーシング
3.システムコンサルティング

従業員数

140名(子会社を含む)



株式会社ニッセルワン

株式会社ニッセルワン

インタビュアー(以下、高橋):本日は株式会社ニッセルワン取締役石塚俊和様とITソリューション部の鈴木明敏マネージャーにお越しいただきました。

株式会社ニッセルワンは、東京と長野に拠点を構えて、システムコンサルティング、ソフトウェアの設計、製造、導入後の運用支援などを行なうシステム会社様です。システムの開発だけでなく、ITに関することを全面サポートし、企業のITインフラの整備を行なっています。

本日は、ITを活用した物流の品質を診断する配送診断サービス「DDS」のご紹介をしていただきます! それでは、石塚様、鈴木様、本日はよろしくお願いいたします。



石塚氏・鈴木氏:よろしくお願いします。




高橋:さっそくですが、配送診断サービス「DDS」がどのようなサービスか教えて下さい。



石塚氏:はい。ひと言で言えば、「物流品質の見える化」です。PHSを内蔵した専用の端末を用いて、配送中に受けた衝撃や温度・湿度の異常などを日時、発生場所、輸送経路とともに記録し、リアルな荷物の取り扱い状況を明らかにできることが、このサービスの特徴です。

なぜ、GPSではなく、PHSを用いるかですが、PHSを利用することでGPSが測位不能なトラック内、物流施設内の位置測定が可能になります。




株式会社ニッセルワン

高橋:なるほど。PHSを使うことによって、GPSで測定不能な場所でも、日時、発生場所、輸送経路を知ることができるのですね。



石塚氏:はい。最近、ネット通販の市場が伸び、高齢化に伴い宅配の市場も大変伸びてきています。それに伴い配送業務が急速に増加をしてきているのが現状です。

荷物数の増加に伴い、物流の効率追求により、多頻度多拠点配送が飛躍的に増えたことで、荷物へのタッチ数・輸送積替数増加、ソーターによる機械振り分けなど、荷物に衝撃を与える場面も増加し、荷物への影響が特定できない状況があります。




高橋:確かに、事故が発生しても、どこで、どのように発生したか、原因がわからなければ改善のしようがないので、物流会社様、荷主様も困っていますよね。



株式会社ニッセルワン

石塚氏:そうなんです。原因がわからない故に、事故が起きた際に物流会社様のせいにされてしまうケースが多くあり、荷主様に品質が高いことをアピールしたいといった物流会社様の声や、反対に、物流品質を高めたいという理由から原因を追究してほしいといった荷主様の声が多数ありましたので、このサービスを開発しました。



高橋:なるほど。具体的に、配送診断サービス「DDS」はどのように測定するのですか?




株式会社ニッセルワン

鈴木氏:それは私から説明させていただきます。

配送診断サービス「DDS」は、専用機器によって測定させていただきます。測定するものは位置、衝撃、温度、湿度です。

測定方法は簡単で、測定したい配送物の一つをダミー配送します。そのダミー配送物に専用の測定器を入れるだけです。小型で高価なものや医薬品などに関しては、全数に同梱し、商品の配送管理をし、物流事故の抑制、物流品質の監視にも利用可能です。




高橋:なるほど。位置、衝撃、温度、湿度は、どのように測定するのですか?



鈴木氏:はい。位置の測定をすることで、どの場所で、どの時間帯で、どんな異常が発生したかを、地図上で知ることができます。衝撃の測定は、積み込みの時や配送中に起こる揺れ、そして物流センターでの積み替えなどで与えられる衝撃を計測し、どの物流過程でどのようなときに衝撃が加わるかを測定します。

温度・湿度は、温度の異常を的確に捉え、場所・時間などを特定することで、問題・課題を事前に把握することが可能です。また直接配送物に取り付けて測定する場合のみ以下の写真のセンサーを取り付けることが可能です。 傾斜の測定は、配送ルートの途中にある坂道や物流拠点にあるレーンなど見えにくい物流事故原因も特定することが可能です。



株式会社ニッセルワン

株式会社ニッセルワン

高橋:なるほど。この4つの指標で、物流の見えにくい品質の評価をするということですね。



石塚氏:そうなんです。物流事故が減少しない大きな理由にどこで事故が、どのように発生したのかわからないということがあげられます。汚破損や温度・湿度管理は、どの物流会社様でも気をつけているにもかかわらず、品質事故が起きるのは、物流過程全体を通した管理体制がないからです。




株式会社ニッセルワン

鈴木氏:そして、当社が研究を重ねて、物流事故の原因についてわかったことは、(1)衝撃(2)温度・湿度(3)傾斜が大きく影響しているという結果で、それを測定できるようにしたのが、配送診断サービス「DDS」なのです。



高橋:なるほどですね。品質事故の原因を追究したい、物流品質を継続的に管理したい、事故を事前に予防したい、温度管理がきちんとされているか把握したい、など物流品質に関する要望は多くありますから、この商品は、非常にそういった物流品品質を追求する会社様には、非常にありがたいサービスですね。

また、品質事故が起きたい際のクレーム対応にかかる手間や人件費の削減、契約が切れてしまうリスクを軽減するといった意味でも非常に効果があるサービスですね。



石塚氏:はい。そうなんです。



高橋:具体的にサービスはどのように行なわれるのですか?



石塚氏:サービス内容は以下の通りになります。

(1)梱包から配送が完了するまでの状況をトレースします。
(2)測定器を回収して、データをクラウド上のデータベースに格納します。
(3)配送診断システムで、分析した結果をWeb上でお客様にレポートで報告させていただきます。



株式会社ニッセルワン

高橋:どのようなレポートを提供するのですか?



鈴木氏:レポートとしては、衝撃発生レポート、温度異常発生レポート、傾斜発生レポート、エリア別レポート、商品分類別レポート、物流異常発生箇所ランキング、統計レポートなど各種レポートを提出し、物流品質の見える化を図ります。



↓▼画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます↓

株式会社ニッセルワン 株式会社ニッセルワン

高橋:操作方法は難しいのですか?



鈴木氏:いえ。誰でも分かりやすい画面構成で事故原因を明確に把握することができるように設計いたしました。



高橋:さまざまな角度から物流品質の見える化を図っていくのですね。なるほど。今後の物流品質の指標となりそうなシステムだということがよく理解できました。 この製品は、物流会社のドライバー評価、サービスレベルの評価などにも利用できますね。



石塚氏:配送上のトラブルの原因追究、また、事故を発生させない予防措置、物流品質の変化を監視するサービスが、弊社の「配送診断サービス」なのです。品質向上をはかりたい物流会社には、是非、弊社配送診断サービスのご検討頂き、お客様の大切な品物を確実にお届けすることにお役立てを頂ければ幸いでございます。



■対談後記
高橋 竜二氏名:高橋 竜二

今までは見えなかった物流の品質を数値で『見える化』したこの商品は、物流品質の向上に大きく貢献すると思います。
品質をあげるにもどこに問題があるのかを知らなければできないですからね。ニッセルワン様の今後に目が離せないですね。

※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。内容の検証は行なっておりません。ご了承ください。


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