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ズバリ商品インタビュー



導入増加傾向の、会社用の緊急地震速報機の使い方 (2012年06月05日)

テレネット株式会社

2012.6.5
「ズバリ商品インタビュー」 Vol.13
テレネット株式会社 代表取締役 青山 貴子 氏


ズバリ商品インタビュー第 13 回は長野県に本社がございます、テレネット株式会社の青山様にお話を伺いました。


ピンポイントで警告するテレネット株式会社の地震速報受信装置

テレネット株式会社

インタビュアー(以下、島田):本日はテレネット株式会社の青山社長にお越しいただいております。

テレネット株式会社は、緊急地震速報の受信装置の開発、販売をしておられます。2011年3月東日本大震災があったことをきっかけに、現在、日本中で地震に対する意識が非常に高まっております。そんな中、テレネット株式会社では、緊急地震速報で、どのようなサービスを提供されているのでしょうか。詳しくお話を伺いたいと思います。

青山社長、よろしくお願いします。



青山氏:よろしくお願いします。



島田:さっそくですが、緊急地震速報の受信装置を開発されているということですが、これは、どのような装置なのでしょうか?私たちが普段、テレビや携帯電話で聞くような内容とは違うものなのでしょうか?



青山氏:まず、緊急地震速報には、
1.「一般利用緊急地震速報」(以下、一般利用)
2.「高度利用緊急地震速報」(以下、高度利用)
の2種類があります。皆様がよくテレビやラジオや携帯電話などで聞く緊急地震速報は、「一般利用」であり、県単位の大きなブロックで、震度5弱以上の予測が出た場合のみ情報を伝えるものです。例えば、「東京都で緊急地震速報が出ました」と、ニューステロップやアナウンサーにより伝えられます。



島田:それでは「高度利用」とは、どのようなものなのでしょうか?



青山氏:一般利用ではわからない、その場所が、あと何秒後に揺れ始めるのか、具体的な秒数と震度レベルをピンポイントでわかる速報です。高度利用の場合は、震度がいくつでも、情報を伝えるように設定できます。具体的には、こちらのリンクでサンプルガイダンスを聴いてみてください。

サンプルガイダンス音声サンプルガイダンス:高度利用者向け



島田:一般利用と違い、具体的な秒数と予測震度がわかるのですね。私は、このサンプルガイダンスを聴いて、15秒前に地震がくることを通知していることに、とても驚きました。こんなにも早く通知できるものなのですか?



青山氏:震源地の場所や規模によって、通知するまでのスピードは違いますが、テレビやラジオの地震速報に比べると、専用機は早く通知ができることが多いです。震源地にもよりますが、その地点が揺れ始める数秒前から30秒前に通知することもできます。



島田:どうして、こんなに早く通知できるのでしょうか?



青山氏:当社の専用受信装置が、早く地震を感知できる理由は、
(1)気象庁からの情報
(2)受信装置内の地震計で検知した情報
(3)同じ機器のネットワークにより検知した情報
以上の3経路から情報を受信するからです。

通常の、テレビやラジオによる地震速報は、気象庁から発表されるもののみの情報を元にしますが、私どもの受信装置では、その気象庁からの情報に独自の地震計ネットワーク情報をプラスして警報することができる専用受信装置のため、通常の地震速報だけの受信装置よりも、より早く情報を通知することが多いのです。



テレネット株式会社

島田:受信装置にも地震計が内臓されているとのことですが、間違った震度を通知するなど、誤報をすることはないのですか?



青山氏:この受信装置は、地震計が内蔵しており、この装置では、防災科学技術研究所により提供されているアルゴリズムの情報を採用しております。それによって、ダンプなどの生活振動と、地震の揺れと違いを識別できるため、誤報は今のところ、確認されておりません。



地震到着の5秒前に地震が発生することを知ると、死傷率は80%軽減されます

島田:地震が発生することを事前に知ることで、どれほど被害が軽減できるのでしょうか?



青山氏:こちらの表をご覧下さい。警報発令から地震到着まで5秒の猶予があった場合、死傷率を80%軽減することができるという研究データがでています。



テレネット株式会社

島田:落下や転倒しそうな物から離れる猶予があるだけで、こんなにも死傷率が軽減されるのですね。御社の装置を導入されているお客様の事例はありますか?



青山氏:当社の地震速報の装置を導入している、茨城の会社様がいらっしゃいます。この会社様は、工場でモーターの製造をしておられるのですが、2011年の東日本大震災の時に、この工場の天井が落ちてくるということが起きました。しかし、当社の受信装置により、事前に揺れが来ることがわかっており、従業員が全員避難できたため、誰一人として顔や頭に傷を負わなくて済んだ事例があります。



流業界でも、従業員の安全のために活用していただけます

島田:このインタビューをご覧になる方々は、物流業界がメインなのですが、物流業界ですと、倉庫内が特に地震による危険性が高い場所だと思いますが、物流業界でも活用できる装置なのでしょうか?



青山氏:敷地面積の広い倉庫会社でも、全館に館内放送が流れるようになっていれば、装置を1台導入するだけで大丈夫です。館内放送が行き届いていない場合でも、当社で、無線や有線のスピーカーをつなげて、全館で警告が聴こえるようにいたします。通常、館内放送が行き届かないような、ロッカー室や、食堂などでも聞こえるようにいたしております。



テレネット株式会社

島田:倉庫の中は、場所によっては雑音がとても大きく、警報音が聴こえない場所もあると思いますが、その対策は大丈夫なのでしょうか?



青山氏:はい。周りの雑音がすごく大きい場合は、モーターサイレンの導入もすることが可能です。モーターサイレンとは、甲子園野球で試合開始の際に流される、あの音です。当社の受信装置を導入された会社様で、後々、モーターサイレンを追加で取り付ける会社様はとても多いです。



島田:音だけではなく、視覚で警告を知ることもできるのですか?



青山氏:はい。警告の際に、回転灯ランプが点滅するようにできたり、震度をデジタル表示できる装置、PCのポップアップで地震の警告表示ができる装置もあります。



島田:地震が発生した際に、避難経路なども確保できるのですか?



青山氏:装置と、建物の自動ドアを連携させることもできます。地震が発生した際に、自動ドアがすべて開くようにも設定できるため、避難経路の確保もできます。工場の場合、製造装置をすべてストップさせることもできますので、そのような点でも、従業員の身の安全を確保することができます。



東日本大震災は、99%の確率で発生されると予測されておりました

島田:日本全国で、特に地震の対策をした方が良い地域はありますか?



青山氏:こちらの図は、2009年に防災科学技術研究所が発表した、全国地震動予測地図です。ご覧いただくとわかりますが、2011年の東日本大震災が発生した地域は、2009年の時点で、地震が発生する確率が99%と予測されておりました。



テレネット株式会社

青山氏:こちらの地図をご参考いただき、特に地震発生が高確率で予測されている地域では、早めの対策をされることをお勧めします。



受信装置は無料で導入することもできます

島田:最後に、テレネット株式会社の受信装置を、無料で導入できる方法もあると聞きましたが、詳しくお聞かせいただけますでしょうか?



青山氏:当社の受信装置は、大きく分けて、2種類あります。
1.館内放送から警告音が出るタイプ
2.自販機の上から警告音が出るタイプ
館内放送の方は先に説明しましたが、実は自動販売機から警報することもできるのです。上記1.2.のどちらとも、飲料メーカーと協業で、指定の自動販売機を導入、もしくは切替えていただけると、緊急地震速報の高度利用を、無料で導入することができるのです。



テレネット株式会社

島田:無料で導入できるのは素晴らしいですね。また、有料の場合、ランニングコストはいくらなのですか?



青山氏: ランニングコストは、月々3,000円と、意外と安価だと言われます。東海、関西エリアの多くの物流会社様に、当社のシステムをご利用いただいております。従業員の方々の命を守るために、全国の物流会社様にも、保険として是非とも導入をご検討していただきたいと思います。



島田:ありがとうございました。



~追記~ こちらは、2009年に撮影されました、東京都内の高等学校で、テレネット株式会社の緊急地震速報の装置を利用した行動訓練と導入経緯についての動画です。ご参考までに、どうぞご覧下さい。




会社

テレネット株式会社

http://telenet21.com/

本社事務所

長野県飯田市駄科 1956-5

Tel.0265-26-1855 Fax.0265-26-1866

東京オフィス

東京都中央区新富 2-13-5 ParkAxis 銀座 EAST 9 階

Tel.03-3551-6333 Fax.03-3551-6339

岡崎営業所

愛知県岡崎市野畑町北浦18-2

金沢営業所

石川県金沢市畝田西4-34-2

関西営業所

兵庫県宝塚市仁川北3-7-14

設立

平成 10 年 8 月 11 日

資本金

1,000 万円

社員数

24 名

代表者

青山 貴子

事業内容

緊急地震速報システム製造販売・防災コンサルティング

安否確認メールシステム

ホームページ自動翻訳システム(英語・中国語・韓国語他 5 言語)

システムインテグレーション




■対談後記
インタビュー内でもありましたが、東日本大震災で、天井が崩れてきても誰一人怪我をしなかった工場の事例は大変驚きました。従業員の命を守る会社ためにテレネット株式会社の地震速報の装置は是非導入されると良いですね。



■インタビュアー紹介
島田 裕一

氏名 : 島田 裕一

1985年生まれ。千葉県出身。 立教大学理学部卒業後、船井総研に入社。

入社後は廃棄物処理業、士業、物流業、と業種を問わず幅広いジャンルのコンサルティングに従事。

これまで手がけてきた士業のWEBコンサルティングにおいて、確実に集客できるサイト作りを行う。持ち前の元気さと明るさで日々業務に励んでいる。


※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。内容の検証は行なっておりません。ご了承ください。












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