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ズバリ商品インタビュー



運送会社の営業を助けたい!トラボックスの日本最大の物流ネットワーク! (2012年04月09日)

>株式会社トランストロン

2012.4.9
「ズバリ商品インタビュー」 Vol.11
トラボックス株式会社
代表取締役社長 吉岡 泰一郎 氏

ズバリ商品インタビュー第11回はトラボックス株式会社の吉岡様にトラボックスについてお話を伺いました。


誰にでも使いやすい求荷求車サイト

トラボックス株式会社

インタビュアー(以下、島田):本日は、ズバロジをご覧になられている皆様でもご存知の方が多いかと思われます、日本最大の求荷求車サイト「Tr@Box(以下、トラボックス)」を運営しております、トラボックス株式会社の代表取締役社長の吉岡様をお招きしております。

トラボックスは、運送会社と荷主のマッチングサイトであり、2012年3月末現在、会員数27,151社、情報累計2,029,142件と日本最大級のポータルサイトです。本日は、このサイトについて、トラボックスの吉岡様にお話をうかがいます。吉岡様、よろしくお願いします。



吉岡氏:よろしくお願いします。



島田:さっそくですが、まずトラボックスを立ち上げたきっかけについて、お伺いできますか。



トラボックス株式会社

吉岡氏:トラボックスは1999年11月にサービスを開始した、荷主と運送会社をマッチングするネットワークです。そもそもは、荷物を運んでほしい荷主と、空いているトラックを動かすための求荷求車専用サイトでしたが、現在は物流に困っている荷主企業と物流のプロである運送会社のマッチングなど、メニューが増えています。

元々、高校・大学と同級生の運送会社2代目が「こんなサービスがあったらいいなぁ」と考えていたことをサービスとして実現したのがスタートのきっかけでした。

私自身は元々、銀行マンという畑違いの土壌にいたのですが、物流業界に移ってきて、最初に感じたのは、運送会社の方々が同業者同士でとても仲が良いことです。本来はライバルにあたる同業者なのに、それぞれどんどん仕事を紹介している姿、口コミでトラボックスが拡がる様子を、当初は不思議だと思っていました。

12年が経ち、その違和感は完全になくなりましたが(笑)、トラボックスの会員が増えていったのは、会員の皆様の口コミのおかげだと思っております。



島田:トラボックスを利用するためには、いくらかかりますか?



吉岡氏: 荷主は完全無料です。運送会社は会員登録が無料であり、登録後14日間は無料のお試しサービスがつきます。それ以降は、サービスを継続してご利用いただける場合に月額6,300円で使い放題という内容になります。また、それ以外にご希望に応じて、いくつかオプションサービスがございます。



島田:トラボックスが荷主や運送業者を紹介することはあるのですか?



吉岡氏:基本的に紹介は行っておりません。荷主、運送会社がお互い情報を出し合う場を提供し、あとは自由利用していただくという内容です。インターネットで大切なことは、スピード感と公平性だと思っています。



島田:サイトを運営している上で、何か心がけていることなどはございますか?



吉岡氏:会員数よりも情報数を増やすことを重要視しております。そのためには使いやすいサイトになるということが必要だと思っています。究極の目標としては、取扱説明書が一切無くても、小学生でも理解して使いこなせるような内容にしたいと思っています。



島田:なるほど。



吉岡氏:また、もうひとつの目標は、荷主となる方々の利用を増やすことです。おかげさまでトラボックスは全国の運送会社のおよそ15%が登録をしてくださっているので、運送業界では認知度が上がってきました。しかし、荷主となる方々にはまだまだ知名度が高くありません。荷主にも知名度が上がるようにしていきたいです。



2001年 日経インターネットアワード授賞!

島田:ありがとうございます。そんなトラボックスは、2001年に日経インターネットアワードを授賞されているそうですね?



吉岡氏:はい。2001年当時、トラボックスのサービスは全て無料で提供していました。しかし赤字状態が続いていたこともあり、有料化に踏み切りました。無料サービスから有料サービスに移行する際には、様々な葛藤がありました。



トラボックス株式会社

島田:お客様が離れてしまうかもしれないですからね。



吉岡氏:はい。ですので、当時、お客様に、有料化することについてアンケートをとりました。その結果、「トラボックスがなくなっては困る。有料でも良いので利用させてほしい。」という、非常に嬉しい声をたくさんいただき、有料サービスにすることにしました。



島田:そうだったのですね。



吉岡氏:日経インターネットアワードが受賞できた理由としましては、当時、BtoBの業態が、インターネット上のサービスで収益を得るということは、大変珍しい時代でした。「インターネットは広告でのみ収益を得る」「情報は無料」という構造が主流だったため、弊社のように情報で収益を得るということは珍しかったのだと思います。



島田:トラボックスはインターネット業界で収益構造を確立したビジネスモデルだという点で注目をされたのですね。



吉岡氏:はい。ただし、日経インターネットアワードを受賞しても、残念ながら、登録されるお客様の数は、特に増えることはありませんでした。運送業界にとっては関係ないことですからね(笑)それよりも、私にとっては、収益とかお金のことよりも、どうやったらお客様にずっと永く使い続けていただけるかを考えておりました。



島田:常にお客様志向であり、大変すばらしいですね。そんなトラボックスでは、昨年から今年にかけて、会員数が伸びていると伺っております。最近はどのような傾向がありますか?



吉岡氏:荷主の会員数が増えております。荷主の中で、トラボックスの知名度が少しずつ上がってきたことが要因だと思われます。トラボックスを利用したことで、とても良いサービスの運送会社を見つけられて満足したという声が、口コミで広がっていったことも一因だと思います。



島田:荷主の登録が増えてきたとの事ですが、どのような荷主が増えてきたのでしょうか?



吉岡氏:物流の効率化・コスト削減を課題としている荷主が多いですが、引越しや車の配送など個人利用のお客様も増えています。それと、自社物流を所持している会社様も増えてきております。自社物流を所持しているとはいえ、物流に関しては本業ではないので、やはりプロに依頼をしたいという荷主が増えていますね。



トラボックス株式会社

島田:荷主の声は聞いていますか?



吉岡氏:昔からずっと聞く声ですが、やはりインターネットで取引先を見つけるということに抵抗感がある方が多いようです。大切な荷物を失くしたり、壊したりせずに、ちゃんと運んでくれるのか、といった不安が常に付きまとっていると。しかし、私のこれまでの経験からしますと、トラボックスを利用されている運送会社で、その点においてクレームを起こす方は、ほぼ皆無です。



島田:クレームを起こす運送会社はいないのですか?



吉岡氏:支払の面などクレームがまったくない訳ではありません。 ただ、トラボックスを利用して、仕事を積極的に取られる方は、やはり自分の仕事に対して気概を持ってらっしゃる方が非常に多いと思います。ご自身の仕事に自信と誇りを持ってらっしゃる、そんな素晴らしい運送会社が多いなと感じますね。運送の面でのクレームは前述の通り、ほぼ皆無です。



島田:プロ意識のある方が多いのですね。



吉岡氏:また、トラボックスでは、複数回クレームを起こす登録者は、すぐに強制退会をしてもらいます。同じミスを何回も起こすところは、次も起こす可能性が高いです。



島田:まさにプロの運送会社しか残らないサイトなのですね。



運送会社もサービス面を強化しよう

島田:トラボックスを上手に利用して、業績を拡大されている企業様も増えているそうですが、その点はいかがでしょうか?



吉岡氏:価格勝負をせず、サービス面で付加価値を提供している会社がそうですね。価格勝負をすると、最終的には、まわりまわって他社に取られます。



島田:価格勝負ではダメなのですね。



吉岡氏:困っている荷主を助けるための、良い提案と実行力。この2つを兼ね備えていることが、伸びている会社の共通点ですね。価格勝負をするよりも、作業効率やサービスを提案し、結果的にコストが下がるという事例はとても多いです。荷主に満足いただけたら、あとは業界の体質上、荷主同士でも口コミで自然に広がっていきます。



トラボックス株式会社

島田:運営側として、多くの事例をご覧になっていると思いますが、トラボックスを上手に利用されている方の共通点などはございますか?



吉岡氏:共通点は3つあります。

(1)まずは好奇心が旺盛であることです。色々なことにチャレンジされたり、交流会に参加されたり、トラボックスに意見を言ってくださる方。積極的に行動されている方はやはり色々なチャンスを物にしているように思えます。
(2)次に、情報開示が上手な方です。HPやブログ、Facebookなどを利用して、自ら情報を発信している会社は、他の会社とも交流が深く、助けてくれる仲間が多いと思います。
(3)最後に、人を大切にする会社です。常にお客様目線でいられる会社。自分の売上だけを考えている会社は、目先は良くとも、なかなか上手くいかないと思います。



物流見積り依頼で営業代行ができる!

島田:最近は、「物流見積り依頼」の機能が活性化しているそうですね。この機能について、くわしく教えていただけますか?→ http://www.trabox.ne.jp/owner/index.html



トラボックス株式会社

吉岡氏:物流見積もり依頼とは、「荷主がこんな荷物をここからここまで運んでほしい」という情報はもちろんのこと、「荷主の物流の悩みや相談」を掲示し、それに対して運送会社が、自社の配送業務では何ができるか、自社はどんな運送会社なのかなどを提案でき、相互に情報をやりとりを行い、商売につなげていただくものです。



トラボックス株式会社

島田:運送会社から荷主に対して提案営業ができる代行サービスなのですね。

吉岡氏:はい。しかし、実際に提案をされる運送会社は、残念ながら、それほど多くありません。私はその点を懸念しております。運送業界では、まだ営業をするという概念があまり浸透していないのですが、これからの時代は、やはり自ら営業していかなければ厳しい時代になると思います。



島田:最後に今回、日本M&Aセンター様主催のセミナーで、非常に濃密な内容を聴ける機会があるとおうかがいしています。少し宣伝していただけますか?
http://www.ecologi.net/seminar/outside/120509.html



吉岡氏:これまでトラボックスで数々の事例を見てきましたが、やはり物流企業は、これから自ら提案や営業をしないとやっていけない時代になります。このセミナーでは船井総研様の橋本さんに、物流企業がどのように営業や提案をしていけば良いのか、船井総研様の目線で事例をお聞かせいただけると思っております。

また、トラボックスを利用して業務の拡大をされている会社様の成功事例も聞ける内容になっておりますので、運送会社がこれから生き残るため、勝ち残るために、知っておいていただきたい事例がたくさん出てきます。ぜひとも、たくさんの運送会社にお越しいただきたいと思っております。



トラボックス株式会社

島田:ありがとうございます。とても内容が楽しみなセミナーですね。

本日はトラボックスという物流の国内最大級のマッチングサイトを展開されている、吉岡様がこれまで見られてきた、たくさんの事例をお聞かせいただき、このインタビューを読まれる方にも大変参考になったかと思います。本日は誠にありがとうございました。



吉岡氏:こちらこそ、ありがとうございました。



会社

トラボックス株式会社

http://www.trabox.ne.jp/

本社事務所

〒 151-0053  東京都渋谷区代々木 3-55-26

連絡先

TEL: 03-6304-2227 (代表)

FAX:03-6304-2228

設立

2000 年 3 月 3 日

資本金

6,300 万円

従業員数

従業員数 9 名

代表者

吉岡 泰一郎

事業内容

物流ネットワーク「トラボックス」の運営

物流ネットワーク「 100 社へ物流見積もり!」の運営

http://www.trabox.ne.jp/butsuryuu/index.php

ホームページ、電子メールによる広告事業 詳しくはこちら!

http://www.trabox.ne.jp/contact/koukoku.html



■対談後記

インタビュー中、吉岡様からは「お客様のために」という言葉が何回も出てきました。運送会社はお客様志向でないと生き残れないし、また、トラボックス社自体もそうでありたいということを強調されておりました。また、運送会社は自ら積極的に営業をすることが大事であるということを強調されており、そのためにもトラボックスをどんどん利用してほしいとおっしゃっておりました。物流業界の将来のために、トラボックスの活用は是非オススメできます。





■インタビュアー紹介
島田 裕一

氏名 : 島田 裕一

1985年生まれ。千葉県出身。 立教大学理学部卒業後、船井総研に入社。

入社後は廃棄物処理業、士業、物流業、と業種を問わず幅広いジャンルのコンサルティングに従事。

これまで手がけてきた士業のWEBコンサルティングにおいて、確実に集客できるサイト作りを行う。持ち前の元気さと明るさで日々業務に励んでいる。


※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。内容の検証は行なっておりません。ご了承ください。












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