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ズバリ商品インタビュー



クラウドサービスに対応!ドライブレコーダーを搭載した最先端のネットワークデジタコ (2012年03月16日)

>株式会社トランストロン

2012.3.16
「ズバリ商品インタビュー」 Vol.10
株式会社トランストロン
情報機器事業推進部 酒井 健二 氏

ズバリ商品インタビュー第 10 回は富士通株式会社のグループ会社であります株式会社トランストロンの酒井健二様にデジタコ・ドラレコについてお話を伺いました。


デジタコのデータを最大限に活用するために

株式会社トランストロン

インタビュアー(以下、島田):株式会社トランストロン様は、富士通株式会社と、いすゞ自動車株式会社の合弁会社として「『輸送技術とエレクトロニクス化』の融合による新技術の開発」を目的に1990年に設立されました。富士通のグループ会社ということで、ネットワーク・ITの分野に強いことが特徴です。

本日はその最新のIT技術を存分に活かしたデジタルタコグラフ(以下デジタコ)「DTS-C1」、及びドライブレコーダー(以下ドラレコ)機能を搭載した「DTS-C1D」についてお話を伺いたいと思います。酒井様、本日はよろしくお願いします。



酒井氏:よろしくお願いします。



島田:さっそくですが、御社で開発されましたデジタコ「DTS-C1D」についてお聞かせいただけますか?



株式会社トランストロン

酒井氏:はい。この「DTS-C1D」ですが、元々機能面におきましては、デジタコ「DTS-C1」にドラレコ機能を搭載したものとなっておりますので、大きな特徴としては「DTS-C1」と共通しております。



株式会社トランストロン

島田:それではまず、デジタコの「DTS-C1」についてお話を伺いたいと思います。そもそも、デジタコとはどういったものなのでしょうか?



酒井氏:デジタコの「タコグラフ」とは、自動車の運行状況(時間・距離・走行速度の法定3要素)を連続的に記録できる装置のことです。車両総重量8t以上のトラック・政令指定都市のタクシー・大型観光バスなどの営業車両には、このタコグラフの装着が義務付けられているのです。



島田:御社のデジタコ「DTS-C1」にはどんな機能があるのでしょうか?



酒井氏:先ほどの法定3要素が記録できることに加えまして、以下の4つの機能が特徴的です。



(1)正確な位置情報の把握
(2)日報(運転日報、安全運転確認書、違反指導書、安全運転ランキングなど)の作成
(3)Gセンサー・ジャイロセンサーによる危険運転の感知
(4)通信モジュール搭載によるカードレス運用



島田:正確な位置情報をGPSにより把握できるデジタコはよくありますが、(2)の運転日報について、これはどういった機能なのでしょうか?



酒井氏:デジタコは先にも申しあげたとおり、営業車両に搭載することが義務付けられておりますが、記録されているデータを特に何も活用していないことは意外と多いのです。



株式会社トランストロン

島田:記録されているデータを眺めても、具体的に何をどうすれば良いのかまではよくわからないですからね。



酒井氏:弊社のデジタコは、記録したデータを基に、運転日報を作成し、ドライバーの運転に対しての指導書や警告書及び安全運転ランキングを出力する機能があります。

記録データから、運転手が具体的に何に気をつければ良いのか分かるような日報が作成できるため、ただ記録するのではなく、そのデータを最大限に活用することができます。



株式会社トランストロン

株式会社トランストロン

島田:記録されたデータがただ出るだけでなく、日報や指導書が出てくるのは良いですね。ドライバーにしてみても、自身の運転について、客観的に評価されることによって安全運転を心掛けるようになりますね。次に、(3)のGセンサーとは、どんな機能なのでしょうか?



酒井氏:Gセンサーとは、加速度を感知するセンサーです。このセンサーにより、急発進・急ブレーキなど危険運転を感知することができます。弊社のデジタコは危険運転を感知すると、音声警告を出してくれます。また、設定した速度を超えそうになった際にも音声で事前に警告してくれます。



島田:では、ジャイロセンサーはどのようなセンサーなのでしょうか?



酒井氏:ジャイロセンサーとは、急旋回を感知するセンサー、すなわち、曲がる際にどれだけ危険な運転をしているかが感知できるセンサーなのです。ちなみにこのジャイロセンサーは、Gセンサーよりも実は重要なのです。



島田:どうしてですか?



酒井氏:人身に関わる交通事故は、交差点での右左折の際に発生することが多いのです。つまり、旋廻の際のデータが得られるということは、事故を起こしやすい運転をしているか否かが分かるということになります。このことは事故の予防をするうえで、とても重要なことなのです。ジャイロセンサーで急旋回を感知できることは、デジタコの機能として、とても大切なことなのです。



島田:そうなのですね。



酒井氏:また、お客様から好評な点は(4)のカードレス運用ができることです。一般的にデジタコは、記録したデータをメモリーカードに保存するのですが、弊社のデジタコはネットワーク機能により、運行データを随時クラウドセンターへ送信しています。帰庫時もデジタコのボタンを押すだけで、自動的に事務所側で日報の印刷を行うことが可能です。



島田:ワンタッチで日報の印刷ができるのはとても便利ですね。



酒井氏:そうです。1日では届けられない遠方への配送の際でも運行データを会社に送ることができますし、何よりカードを抜き出して、事務所のパソコンへデータを読み込ませる必要がなくなります。その手間が省けるようになったことがお客様にとても喜ばれている点です。また、カードの破損や故障によるカード購入費用も不要ですし、カード破損時には運行データも失われてしまうので業務に支障をきたします。



島田:余分な手間が省けることはドライバーにとっても、うれしいことなのですね。



酒井氏:また、その他にもデジタコを導入すると急発進・急ブレーキが減りますので、燃費向上による経費削減に繋がります。お客様の中には急発進・急ブレーキの回数が6分の1に減ったという方や、燃費を10%削減できたというお客様もいらっしゃいます。



島田:デジタコを導入することにより、安全運転が得られるだけではなく、経費が削減できるという利点もあるのですね。



クラウドサービスの活用により、リアルタイムに情報を得ることが可能となる

島田:それではお次に、ドラレコ搭載の「DTS-C1D」とクラウドサービスについてお伺いします。御社はデジタコの製造については20年ほど前からの歴史がありますが、ドラレコの発売は今回が初めてなのですね。現在の時期にドラレコを開発されたのには何か理由があるでしょうか?



酒井氏:平成22年にドライブレコーダーの導入に対して補助金が支払われるようになったことが一番のきっかけです。このタイミングでドラレコを搭載した製品を販売することは、お客様とWIN-WINの関係が築けるということで、ちょうど良かったのです。もしまだドライブレコーダーを搭載していらっしゃらない物流企業様がいらっしゃいましたら、是非ドラレコを搭載することをオススメします。



島田:御社のドラレコの機能についてお伺いしてもよろしいですか?



酒井氏:はい。弊社製品の機能としては、カメラを車体に4台搭載でき、そのうち2台まで同時に録画・撮影をすることが可能です。4台のカメラは各種スイッチで切替えが可能であり、左折ウィンカーに連動して巻き込み画像やバックギアに連動して後方が撮影できます。しかも危険運転の際に自動撮影された画像や動画に関しても、クラウドサービスを活用することにより即座に事務所で画像を見ることが可能です。



株式会社トランストロン

島田:会社としても、ドライバーの状況をリアルタイムで知ることができるのですね。



酒井氏:はい。リアルタイムでの画像取得機能を搭載するか否かについては社内でも議論したのですが、この機能を導入したことにより、お客様から「仮に事故が起きた際に、その場で事故があったことを報告しないドライバーがいても、リアルタイムで正確な状況が伝わってくるようになった」という声をいただきました。



株式会社トランストロン

島田:確かにドライバーにとって、あまり伝えたくない都合の悪い情報でも、管理者としては情報を正確に知る必要があるので、その面で非常に有効ですね。



酒井氏:車両からの情報が一方的に送られてくるだけではなく、事務所側からもネットワークを介して撮影指示ができるので運行中車両の状況を把握することができます。また、ドライバーとのコミュニケーション向上にも力を入れており、事務所のパソコンへ任意の文章を入力すると、ドライバーに対して音声でそのメッセージを読み上げてくれる機能もあります。



島田:富士通のクラウド技術を駆使しているという点で何か利点はありますか?



株式会社トランストロン

酒井氏:運行支援サービスをクラウドで提供することにより、インターネットにつながるパソコンがあればすぐに運用できます。お客様側でのソフトウェアや地図データの更新、データのバックアップも不要で、パソコン故障の心配もないので安定稼働が可能です。サービスの機能追加も年間2回程度行っており、進化を続ける運行支援サービスを提供しています。



島田:安定稼働と言えば東日本大震災の時は何か影響はあったのでしょうか?



酒井氏:1年前の震災では、様々なインフラがストップしましたが、このネットワークデジタコに関して言えば、富士通クラウドセンターを利用している為、震災の影響が全くなく、普段通りの運用と車両位置の把握が確実にできました。停電や電話回線がつながりにくいといった状態があったにもかかわらず、このサービスが、大規模な災害時・非常時での活用も十分できるとともに、システムの安全性の高さを実感することができました。



島田:これからのデジタコ・ドラレコは共にネットワークを活用して、リアルタイムで正確な情報のやりとりをすることが重要になるかもしれないですね。ありがとうございました。



富士通デジタコ DTS-C1/C1D デモビデオ



会社

株式会社トランストロン

http://www.transtron.com/

事業所

本社
〒 222-0033  神奈川県横浜市港北区新横浜 2-15-16 NOF 新横浜ビル

藤沢事業所
〒 252-0816

神奈川県藤沢市遠藤 2023-18 いすゞ自動車株式会社 湘南開発センター内

センター南事業所
〒 224-0033  神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東 4-1-11

沼津事業所
〒 410-0396 静岡県沼津市宮本 140 富士通株式会社 沼津工場 5185

TRANSTRON ( THAILAND ) CO. ,LTD
136 Moo.5 Bangkadi Industrial Park, Tiwanond Road ,

Tambon Bangkadi, Amphur Muang Pathumthani 12000 Thailand

日本創世通南京代表処
210012  中華人民共和国江蘇省南京市雨花台区文竹路 6 号

連絡先

TEL: 045-476-4640 ( 情報機器営業部 )

FAX:045-476-5024 (同上)

設立

1990 年 4 月 2 日

資本金

10 億円

代表者

代表取締役社長  宇高 義友

事業内容

下記に関する各種エレクトロニクス製品、

及び関連製品の開発・設計・製造・販売・サービス

1. 自動車の安全性、環境適合性、及び性能向上に関する製品

2. 産業機械などの各種移動体の高度情報化に対応する製品

3. 自動車用技術の各種移動体への応用製品



■対談後記

株式会社トランストロン様はデジタコ・ドラレコの業界の中では歴史ある会社様です。今回インタビューをさせていただきましたデジタコは、クラウドネットワークの技術を活かしている点が強みとなっておりました。株式会社トランストロン様は富士通株式会社といすゞ自動車株式会社の合弁会社ということもあり、運転される方の立場に立った技術開発ができるということで、今後どんな技術を付加した製品が開発されるのか、非常に楽しみですね。





■インタビュアー紹介
島田 裕一

氏名 : 島田 裕一

1985年生まれ。千葉県出身。 立教大学理学部卒業後、船井総研に入社。

入社後は廃棄物処理業、士業、物流業、と業種を問わず幅広いジャンルのコンサルティングに従事。

これまで手がけてきた士業のWEBコンサルティングにおいて、確実に集客できるサイト作りを行う。持ち前の元気さと明るさで日々業務に励んでいる。


※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。内容の検証は行なっておりません。ご了承ください。












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