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情熱会員インタビュー



「情熱会員インタビュー」Vol.3 鴻池運輸 国立流通センター営業所 (2009年10月20日)

国立流通センター センター長 小林敏道氏

2009.10.19
「情熱会員インタビュー」第3回 鴻池運輸株式会社 国立流通センター営業所 センター長 小林敏道氏

「情熱会員インタビュー」の第3回は、鴻池運輸株式会社、国立流通センター営業所の
小林センター長にお話をお伺いいたしました!

鴻池運輸様は誰もが知る大企業ですが、いつも色々なことを勉強させていただいております。
本日はその高い品質や運営のポイントを小林センター長にお伺いしたいと思います!


海外・国内の一環物流、24時間稼動の特徴を持つ鴻池運輸 国立流通センター
荷主企業様へのサービスのご提供 -輸送保管組み合わせ・流通加工など付加価値サービス-



国立流通センター センター長 小林敏道氏

インタビュアー:
本日は情熱会員インタビューにご協力くださいまして、ありがとうございます!
本日はよろしくお願いします!



小林センター長:
よろしくお願いします!



インタビュアー:
さて早速ですが、まずは国立流通センター営業所の設備やサービスについてお聴かせいただけますか?

小林センター長:
当センターは1999年4月に営業を開始しました。
今年でちょうど10年になります。延べ床面積が7,000坪で、多摩地区では最大級を誇っているんです。



インタビュアー:
大きいですね!



小林センター長:
はい。多摩地区はサービスと倉庫を供給できる倉庫自体の数も少ないです。
又、立地の面でも喜んでいただくことが多いですね。
国立府中ICから約1kmなので、どこに行くにも便利ですしね。



インタビュアー:
センターのスペックをもう少しお聴かせいただけますか?



小林センター長:
特徴としては、天井高が5.5mと高いため、段積み保管などに最適です。
天井高が低いと、どうしても坪数を多く使用する等効率が悪くなりますからね。



インタビュアー:
なるほど。ほかに荷主さんからみたメリットや、センターの特徴をお教えいただけますか?



小林センター長:
メリットは、まず輸送や倉庫保管単体だけではなく、輸送と倉庫保管を組み合わせて提供できる点ですね。
先ほど言ったように、多摩地区ではどちらも保有している物流企業が少ないので、今まで荷主さんはそれぞれを別々に手配しなければならなかったんです。



インタビュアー:
例えばこのセンターに保管を依頼すると、輸送も請け負っていただけるということですね?



小林センター長:
そうですね。
それから、二つ目は、単なる入出庫、保管ではなく、流通加工などの付加価値をつけてのご提供が可能ということです。



インタビュアー:
なるほど。例えばどのような業務を行なっているんですか?



小林センター長:
流通系の作業をセンター内で行なっていますので、例えば受注センターをこちらに設けての在庫管理や、その在庫管理を基にした各メーカーへの発注などもこちらで行なうことが可能です。
流通加工では、資材系の納入業者様への納品の発注や、調整ができる仕組みも持っていま。



インタビュアー:
つまり、荷主さんからは指示だけいただけばいい、ということでしょうか?



小林センター長:
はい。
「例えば、この資材を使ってください」などの指示をいただければ、実作業の調整はこちらでできるんです。






鴻池運輸 国立流通センター営業所 センター長 小林敏道氏



インタビュアー:
それは荷主さんからすると、とても楽で良いですね!




小林センター長:
そうなんです。とても喜んでいただけるんですよ。



インタビュアー:
他にも、やはり本体の輸送ネットワークを活かせることもメリットの一つですね。



小林センター長:
はい。
特徴でいうと、海外から国内の一貫物流も行なっています。

例えば中国国内の工場で製造した商品の、工場から中国港までの輸送手配、通関業務、バンニング、デバンニング作業など、メーカーからお客様までの流れを一貫して請け負うことができます。

インタビュアー:
なるほど。これは鴻池運輸様のネットワークがあるからこそ、ですね。



小林センター長:
はい。
あと特徴、強みでいうと、24時間稼動しているため、荷主さんの急な要望にも応えられるという点ですね。




「無理を言ってください」

インタビュアー:
例えば急な作業の依頼は多いんですか?



小林センター長:
多い方だと思いますよ。
例えば夕方に、次の日までになんとかこの作業をして欲しい・・・なんていう要望もありますね。



インタビュアー:
流通加工などの場合は、夜間に人を稼動させたりしなくてはならないので難しかったんじゃないですか?



小林センター長:
ある例をお話しますと、あるメーカーさんの商品で、出荷の前々日の夜にラベルの印字ミスが見つかったので、全て貼り替えて欲しいという依頼がありました。

荷主さんはチラシも配布済で納期は延ばせないし、その訂正ラベルの完成・入手が出荷日前日の夕方、製品お届け時間を逆算すれば、未明から明け方での出荷がリミット・・・。
いろいろとタイトな条件が重なりましたね。

その時は、とにかく作業員を確保し夜間作業をしてなんとか納期に間に合わせました。
その際に、単なる作業ではなく、要求されていなかった検品やチェックを自主的に行なっていたので、現場を見ていた荷主さんがとても喜んでくださったんです。



インタビュアー:
基本的にはそのような急な要望にはでき限り応えていくという方針なんですか?



小林センター長:
はい。
逆に、「無理を言ってください」と思っています。
急な作業や、他社様にはできないこともどんどん依頼していただきたいと思っているんです。
どんな依頼でも可能な限り間に合わせます。



インタビュアー:
他にはどのような依頼や相談があるんですか?



小林センター長:
ある荷主さんから、自社だけでは片道運行になってしまって困っているというご相談を受けたことがあります。
このようなご相談は多いんですけれど、当センターからは名古屋や関西方面にも便が出ていますので、上手く載せることができて、費用がぐっと下がったことがあります。



インタビュアー:
なるほど。このような依頼に無理をしてでも応えて、荷主さんの課題解決をされているんです。



小林センター長:
基本的には、荷主さんの物流担当の方が行なっている業務は、全てうちで担当させていただきたいと思っているんです。
荷主さんが在庫管理や作業を行っている場合は、人手が足りないと他部署からの応援ということが意外に多いんです。

やはり本来の業務をしっかり行なっていただける方がよいですし、もしかすると今倉庫管理をしている方が例えば営業でご活躍できるのではないかと思っています。
私たちは少しでもそのようなお手伝いができればと思っています。




高い品質を維持する社内体制


インタビュアー:
サービスを提供する際に気をつけていること、徹底していることについて、お聴かせいただけますか?



小林センター長:
気をつけている点でいうと、まず安全・品質面ですね。

当センターでは、指差呼称による確認を徹底しています。この「指差呼称を行なったか」も個人とリーダーとの相互チェックする体制があるんですよ。
なので、当センターの人間は安全・品質に関してかなり意識は高いと思います。



インタビュアー:
色々な方とお話していると、国立流通センターは人の力がとても強いな、と感じるときがあります。
安全について高い意識を持っていらっしゃるとのことでしたが、品質に対しては何か社内で取り組みをされているんでしょうか?



小林センター長:
これは品質だけに限ることではないんですけれど、当営業所を管轄する業務本部では「方針展開」というものがあります。

これは、業務本部の方針に対して各支店での方針・目標設定、各営業所所長の方針・目標設定・・・というように落とし込んでいって、最終的に当センターでは輸送チーム、出荷チームなどの小さなグループに分かれて方針に沿った目標を立てています。
このグループがそれぞれの目標に向かって様々な改善活動を行なっています。



インタビュアー:
なるほど。何か例があったら教えていただけますか?



小林センター長:
はい。
一つ例をあげると、お恥ずかしい話ですが当センターは毎月1~2件の誤出荷を出してしまっていたんです。
この誤出荷件数を0件にするために、所内で改善のための活動を進めました。

原因の分析から始まり、作業の検証、作業標準書やチェックシートの見直し等作業に関わることを様々話しあいました。
今年に入り、現場従業員の提案を基に改善をしたところ毎月あった誤出荷が9月まではずっと0件を維持しているんです。



インタビュアー:
それはすばらしいですね!



小林センター長:
あとは、荷の取扱いについて、一つ一つに「チェックの際にどこを見るべきか」「荷扱いで注意すべきポイントはどこか」がすぐ分かるようなマニュアルを作成しています。

もちろん、こちらが勝手に作成するのではなくて、荷主さんとしっかり打ち合わせをしてポイントの刷り合わせをします。
それを従業員が分かりやすく自らがマニュアルを作成しているんです。



インタビュアー:
誰がみても分かるようにしておけば安心ですものね。
そのような綿密な打ち合わせがあるからこそ、現在の高い質が保たれているんですね。



小林センター長:
そうですね。
けれど、やはり一人一人の能力の高さによるところも大きいと思います。

私はいつも従業員に、「今の状態が正常かどうか」を常に意識するように伝えています。
従業員が「いつもとは違う」という気づきを大切にしているから、すぐに異常に気づいたり、改善をしようという意識が生まれるんだと思います。

インタビュアー:
それはすてきな風土ですね!




鴻池運輸株式会社 国立流通センター


さらに「人が強い」国立流通センターへ


インタビュアー:
今後は荷主さんに対して、どのようなサービスを提供していきたいとお考えですか?



小林センター長:
そうですね・・・現段階でどの業種に絞って・・・というのは考えていません。

どんな業種の仕事でも、ウェルカムです!
サービス面では、既存の荷主さんでのお仕事で学ばせていただいた部分を、他社様に展開できるような動きをとっていきたいと思っています。



インタビュアー:
設備面ではいかがでしょうか?



小林センター長:
難しいところですが、現在は全てドライ倉庫なので、将来的には冷蔵冷凍倉庫、定温倉庫など、付加価値を付けられるような設備投資も検討しています。



インタビュアー:
それでは、今後の国立流通センターとしての戦略をお聴かせいただけますか?



小林センター長:
そうですね。
もっともっと多種多様の他社様にこの営業所を知って頂くことですね。

営業所のホームページを立ち上げさせて頂いたのもその一環ではありますが、まだ、国立にこれだけの規模の倉庫があることを知らない方が多いと思います。
最近はWEBページからの問い合わせが増えてきたのですが、まだまだ皆さんに知っていただかなきゃいけないと思っています。



インタビュアー:
そのための課題は何だとお考えですか?



小林センター長:
営業力の強化ですね。

一人や二人だけが営業をしても限界はありますから。
そうではなくてここに所属している従業員全員がこの営業所をどうしていきたいか、そのためにどうしなければならないか、もっと言えば自分の知識や入手した情報を活かせないか等意識をもっと強く持ってもらわなければならないと思います。



インタビュアー:
実際にはどのようにして意識を高く持ってもらうようにしているのでしょうか?



小林センター長:
本当に小さなことの積み重ねなんですけれど、会話一つにしても、できる限り従業員自らが答えを導き出せるよう、問いかけをするように心掛けています。

自分で考える力や気づく力をもっともっと伸ばして欲しいと思っています。
中には私自身も気付いていないことも意見として出てくることもありますし。

例えば、職場での細かいルールは運用する従業員で決めているんです。
もちろん、そのルール・運用に求める水準や結果はあらかじめ要求しますが。

そして、上手くいかなかったら自分達で改善してもらっています。
上司から押し付けたルールはどうしても「押し付けられ感」がありますし、どこかで無理が生じてくるのでしょうね。

そういうことは時には、必要なのでしょうけど、できるだけ自分達で考えて納得し、実行可能なルールを決定・実践させています。



インタビュアー:
なるほど。このようにして、人の強い国立流通センターになっているんですね。小林センター長、本日はありがとうございました!




会社概要


【社    名】 鴻池運輸株式会社 国立流通センター
【住    所】東京都国立市泉2-6-2
【電話番号】 042-580-1071
【センター長】 小林敏道氏
【ホームページ】http://www.konoike.net/konoike_kunitachi/
【創   業】1999年4月
【延床面積】 7,000坪
【設   備】 ■事務所スペース 20坪
        ■フォークリフト
         カウンター式2PLフォーク 19台
         (うち、ノーパンク車11台)
         カウンター式1PLフォーク 11台
         カウンター式1PLフォーク
         (海上コンテナ対応) 3台
         (うち、防塵仕様2台)
         リーチフォーク 11台

        ■垂直搬送機 合計5基
         幅 2,500cm
         うち、1基は2,100cm
         奥行 1,100cm
         高さ 2,500cm
         耐荷重 2t

        ■エレベータ
         幅 3,000cm
         奥行 1,100cm
         高さ 2,500cm
         耐荷重 6t

        ■移動ラック
         容量 1F 160パレット(1箇所)
         5F 470パレット/1320パレット(2箇所)
         有効高さ 5.5m
         その他
         特徴 3段収納タイプ
         ノンレール型
         挟み込み防止のための安全装置付き

        ■ひさし 長さ142m、幅15m
        ■駐車スペース 最大23台
        ■積み降ろしバース 15本
        ■太陽光発電設備を導入





対談後記
本日も国立流通センターにお邪魔すると、皆様に「ご安全に」と気持ちよく挨拶していただきました。このように、元来企業全体として品質が高く、安全を強く意識されていますが、国立流通センターでは更に独自のお考えや教育方針があり、「人の強い国立流通センター」と荷主さんから認めていただいていることもうなずけます。今後も是非色々と勉強させていただきたい、と強く感じたインタビューでした!


※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。













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