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情熱会員インタビュー



「情熱会員インタビュー」Vol.6 十和運送株式会社 (2010年02月02日)

十和運送株式会社

2010.02.04
「情熱会員インタビュー」第6回 十和運送株式会社田上貴義様

情熱会員インタビューも、早くも6回を迎えました。今回は満を持して、十和運送株式会社の田上取締役にお話をおうかがいいたします。

田上様からは毎回勉強させていただくことが多いのですが、今回はもっと秘密を探ってみたいと思います。



十和運送株式会社

インタビュアー:
本日は日頃から「FUNAIロジスティクスソサエティ」でお世話になっている、十和運送株式会社の取締役、田上様にお話をお聴きいたしました。田上様、よろしくお願いします!


田上様:
よろしくお願いします。


インタビュアー:
十和運送様は茨城県のNo.1企業様ですが、まずは御社の事業内容からお聴かせいただけますか?


田上様:
当社の事業は主に、運送と倉庫の二つです。運送からお話すると、小口からドレージまで、茨城県内であればほぼ対応することが可能です。もちろん茨城県外でも対応できますけれどね。あとは、チャーター便や路線発送、共同配送など、お客様のご要望に合わせた形で対応しています。



インタビュアー:
なるほど。保管はいかがでしょうか?


田上様:
倉庫と言っても、保管型や通過型など、実際は色々なんですけれども、茨城県に2拠点、群馬県に1拠点の計3拠点を運営しています。関連会社やグループ会社を合わせるともう少しあります。


インタビュアー:
御社では、付帯業務もどんどん取り入れていらっしゃるとお聞きしたのですが・・・


田上様:
はい。当社では、住宅の組立工事を行なっています。上棟と言う、住宅の骨組みを扱うメーカー様の拠点から現場まで部材を輸送し、現地で骨組みの組立まで行なっています。


インタビュアー:
そうなんですか!そこまで手がけられるとは驚きです!


田上様:
基本的にお客様が現在行なっている業務で、負担になっているものに関して、自社で行なえるものはどんどん行なっていこうという方針ですね。


インタビュアー:
お客様は組立をする方の手配などをしなくてよい事になりますからね。基本的にはお客様の負担を減らす、という考え方で自社の業務範囲を拡げていらっしゃるんですね。


創業以来徹底している安全管理

十和運送株式会社 田上貴義様

インタビュアー:
さて、御社の特長や強みについてお聞かせいただけますか?

田上様:
当社は安全に関しては、かなり厳しく管理しています。当社のドライバーのうち、7割以上が3年間以上無事故のドライバーなんですよ。あとの2割は2年間無事故、他は新人、という感じです。


インタビュアー:
FUNAIロジスティクスソサエティでもお話いただいていましたが、毎年きちんと表彰されていらっしゃるんですよね。


田上様:
そうなんです。ドライバーにも頑張ってもらっているから今の信用があるわけですからね。やっぱり表彰するとドライバーも喜んでくれるので嬉しいですね。あと、毎年必ず大晦日には社長が笠間稲荷に行き、深夜一番でその年の安全祈願をしています。そこで頂いたお札とダルマを毎年1月4日に行う新年式典にてすべての現場に配っています。その式典でも安全祈願をしています。これは創業当時からずっと続けているんですよ。


インタビュアー:
なるほど。そのような姿勢がドライバーさんにも浸透しているんですね。


田上様:
保管部門でいうと、立地的に都内に近いんですけれど、坪単価は安い、ということが強みですね。なので、都内に荷物を運びたいお客様にご利用いただくことが多いですね。また、茨城県内に工場を保有しているお客様にもご好評いただいています。


インタビュアー:
そうですね。実際に走ってみると都内にはすぐ着きますからね。都内に出荷する場合などは本当にメリットがありますね。



何とかして対応する

インタビュアー:
御社で、お客様に喜んでいただいた事例をお聴かせいただきたいのですが・・・。


田上様:
そうですね・・・、オートバイに関するご依頼いただいておりましたので、トラックに設置する専用アタッチメントの開発を含めた物流をご提案し、現在構築中です。まだ稼働して間もないですが、積載効率や作業効率がグンと上がって、喜んでいただけているようです。


インタビュアー:
なるほど。常に色々ご提案をされているんですね。


田上様:
はい。でも当社の場合が「提案力」がズバ抜けているというよりも、社員が「お客様のためなら何でもやる、とことん考える」という意識を持って業務を行なっていることが要因だと思います。


インタビュアー:
それはすばらしいですね!


田上様:
「Noと言わない十和運送」ですから(笑)


インタビュアー:
設備や人員を確保しています、というよりも、小回りを利かせたり、応用したり、という雰囲気ですよね。


田上様:
そうですね。当社は決して大きい企業ではないので、それぞれの担当者がフル回転して対応しています。もちろんグループ会社や協力会社にも協力していただく場合もありますけどね。


インタビュアー:
でも、社員の方全員が「何とかして対応する」という意識を強く持たれているのはすばらしいことです!



信頼を裏付ける紹介案件の多さ

十和運送株式会社 田上貴義様

インタビュアー:
さて、次に会社が大きく成長したきっかけや時期があればお教えいただきたいと思うのですが、いかがですか?


田上様:
うーん、大きく成長した、というのは正直あんまりないんですよね。ただ、お客様に喜んでいただいて、他のお客様をご紹介していただくことが多くなりました。


インタビュアー:
そうなんですか!紹介のお客様はどれくらいいらっしゃるんですか?


田上様:
各営業所の主要なお客様は、ほぼ紹介していただいた方ですね。


インタビュアー:
すばらしいですね!それだけお客様に喜んでいただいて、信頼されている証拠ですもんね。


田上様:
本当に有難い限りです。


インタビュアー:
どこにポイントがあるんでしょうか?


田上様:
そうですね・・・。当社の経営理念を社員全員がしっかりと意識していることがポイントの一つと言えるかなと思います。「目配り・気配り・心配り」という経営理念を掲げているんです。まずはとにかく至るところこに目を配る、するとお客様の困っていることや課題に気づくはずで、その気がついたことに気づけ、ということですね。そうすると、相手が何をして欲しいかが分かるから、行動する、という内容です。とても単純なんですけれど、社員がしっかり意識して行動できることを目指しています。


インタビュアー:
なるほど。それでは社員の皆さんがそれぞれ常にお客様の課題に対してアンテナを張っているんですね。こういう姿勢が伝わるだけで、お客様に信頼していただけますよね。


田上様:
これからもしっかりとお客様に当社の姿勢を伝えられるようにしていきたいと思っています。



100年企業を目指す

インタビュアー:
今後の経営ビジョンについてお聞かせいただけますか?


田上様:
はい。数値的には、グループ全体で87億7,000万円の売上を達成するという目標を掲げています。ちなみに、これは筑波山の標高に由来しています(笑)あと、個人的には100周年を迎えたいなという想いが強いですね。

インタビュアー:
100年企業ですか!とてもすばらしい目標ですね。そのための課題は何だとお考えですか?


田上様:
まずは、今後10年間の間に当社の社員が入れ替わるなど、過渡期を迎えると思いますが、それに伴い何でも新しいものを取り入れるのではなく、十和運送の文化をきちんと受け継いでいかなければならないと思います。また、現在は個々の社員の能力に依存してしまっている部分が大きいので、会社として人を育てられるようにしなければならないですね。100年企業になる、ということを考えると、お客様に愛される十和運送にならなければならないので、会社としてもしっかりと体制を整えなければならないですね。


インタビュアー:
田上様は経営幹部として、色々な取り組みをされていらっしゃいますが田上様が経営幹部として大切にされていることは何でしょうか?


田上様:
「コップは上向きに」ということでしょうか。こちらが閉ざしてしまうのではなく、何でも素直に吸収できるように心がけています。また、誰からの話にも耳を傾けるようにしています。お客様との関係であったり、自社の社員との関係でも、傾聴することで解決の糸口が見つかったり、関係が良好になったりします。


インタビュアー:
なるほど。具体的に何か取り組まれているんでしょうか?


田上様:
個人での話ですけれど、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格を取ったりしています。こちらが聴く体制を整えているので、社員も色々話してくれるようになってきたような気がします。


インタビュアー:
すごいですね!毎回FUNAIロジスティクスソサエティで拝見するたびに思いますけれど、かなり勉強好きですね!


田上様:
私は常に勉強したいと思っていますから。でもFUNAIロジスティクスソサエティはかなりすぐに使えるネタがあって、とても助かっています。前も、榮組運送様が発表されていたお客様への満足度アンケートも、社内で即実践してみました(笑)とにかく自社で行なっていないことは大体マネさせてもらっています。


インタビュアー:
活用していただいて嬉しいです。今後もどんどんマネして、その事例も教えてください(笑)それでは、最後に座右の銘をお聴かせいただけますか?


田上様:
座右の銘というほどではないんですけれど、大切にしていることは「自分がされて嫌なことはしない」ことです。当たり前のことではあるんですけれどね。


インタビュアー:
それでも、意識しないと自分だけの視点に陥りがちになってしまいますもんね。


田上様:
そうですね。あとは、「人生死ぬまで勉強」ということでしょうか(笑)


インタビュアー:
私も見習わなくてはならないですね・・・。田上様、本日はありがとうございました!




会社概要


商 号:十和運送株式会社
設 立:1967年(昭和42年)7月19日
創 業:1967年(昭和42年)10月1日
代表者:田上 秀雄
資本金:9,000万円
従業員数:310名
車両台数:トラック226台、フォークリフト63台
倉庫面積:10,154坪(常温、冷蔵、冷凍)
主要事業:一般貨物運送事業、特定積合貨物運送事業、自動車運送取扱事業
倉庫業、不動産売買業、物品保管管理事業、荷役及び梱包事業
貨物自動車リース業、土木建築工事業

本 社:〒300-2452 茨城県つくばみらい市樛木371-1

本社事務センター:〒300-2446 茨城県つくばみらい市細代408-1

TEL:0297-52-3135(代表)









対談後記

田上様は、FUNAIロジスティクスソサエティでも積極的に毎回ご参加いただいていますが、Eco-LSにもご参加いただいている、まさに「勉強好き」な方です。常に収集を行ない、社内で種まきをされている姿勢は、是非見習わせていただきたいですね!今後も100年企業に向けての取り組みを楽しみにしたいと思います!






※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。












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