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情熱会員インタビュー



「情熱会員インタビュー」Vol.5 丹羽興業株式会社 (2010年01月12日)

丹羽興業株式会社

2010.01.12
「情熱会員インタビュー」第5回 丹羽興業株式会社 前田常務

「情熱会員インタビュー」の第5回は、丹羽興業の前田常務にお話をお伺いました。

前田常務は「FUNAIロジスティクスソサエティ」の若手のホープとして、精力的に活動されています!



丹羽興業株式会社

インタビュアー:
今回は名古屋の丹羽興業様にお話をお伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!


前田常務:
インタビューなんてなかなか受ける機会がないから緊張しちゃいますね(笑)。


インタビュアー:
本日も勉強会でのように、ガンガンお話をしていただければと思います!それでは、まずは御社の事業内容からお聴かせいただけますか?



前田常務:
はい。当社の事業内容は主に、重機メーカー様の納品代行ですね。納品代行というのは、つまり部品メーカーから作られた部品を集荷して、うちのデポに一時的に保管し、荷主企業様のオーダーによって納品する、という業務です。また、構内荷役、ピッキング、仕分け作業、ラインの請負、梱包からエンドユーザーへの配送まで、入り口から出口まで全て行なっています。一貫して提供できるということが強みですね。


インタビュアー:
そうですね。一連の流れを全て自社で担当できることは強いですね!


前田常務:
その他、兵器や航空機に関わる仕事も行なっています。


インタビュアー:
すごいですね!


前田常務:
平成20年から海運事業部も動き始めて、海陸一貫輸送も可能になりました。この2つがうちのメインの事業ですね。


インタビュアー:
その他のエアコンなどの取り付けも行なっていらっしゃるのですよね?


前田常務:
割合でいうと少ないですが、業務用のエアコンの据付もやっています。一部家庭用の据付もあります。


インタビュアー:
荷主企業の商品に関わる付帯サービスも手がけていらっしゃるんですね。それでは、荷主企業様にアピールできる強みや特徴はどのような点ですか?


前田常務:
ある重機メーカー様のなかでいうと、うちは生産工程も行なっているんですが、TPM(トータルプロダクションマネジメント)の活動には力を入れています。お客様が主催しているTPMの発表会ではいつもうちが最優秀賞を受賞しています。やはり改善に関してはうちはプロ意識を持ってやっているので、どこにも負けないという自信がありますね。


インタビュアー:
その発表会は年に1回くらいあるのですか?


前田常務:
年に2回ですね。発表会以外でも、常日頃から品質が良いという評価も頂いています。あと、特徴としては、先ほどもお伝えしましたが、海陸複合一貫輸送ができる点ですね。フェリー事業部を自社で持っていますからね。強みとしましては、大手の船社にはうちの船枠がありますので、どこのポートからでも載せることができます。


インタビュアー:
そうなんですか!船枠はあまり持てないんですよね?


前田常務:
そうですね。まず口座を開くことが難しいようです。荷物がない限り船枠を確保することも難しいとは聞いていますね。


インタビュアー:
どのような経緯でフェリー事業部を立ち上げたんですか?


前田常務:
実はM&Aで始まったんです。その会社自体がもともと実績があったことが大きいですね。最初は業務委託という形で、自社での実績を積み上げながら、徐々に荷主企業様に説明して移行していきました。

インタビュアー:
フェリー事業を始めたことが転換のきっかけにもなったのですか?


前田常務:
そうですね。昔は一荷主様の仕事オンリーでしたからね。フェリー事業を始めたことで、業績が飛躍的に上がりました。


インタビュアー:
やはり売上が一社だけに依存していることは前から懸念されていたんでしょうか?


前田常務:
そうですね。一社で10%以上の割合を占めていると危ない、とは言われていますからね。でもまだまだうちは、一荷主企業の割合が大きいですね。


インタビュアー:
それでは、今後もフェリー事業を中心として他の売上も伸ばしていかれるんでしょうか?


前田常務:
そうですね。でも、懸念されていることは、高速道路の無料化ですね。このように、法令や許可などの絡みも踏まえて今後の展開をしっかり考えていかなければならないなと思っています。


インタビュアー:
そうですね。環境の変化にはかなり大きな影響を受けますからね。


社員全員が強く意識する「お客様第一主義」

丹羽興業株式会社 前田常務

インタビュアー:
私が本日お伺いした際に、事務所に入ると皆さん立って挨拶をしてくださいましたよね!とてもビックリしました!


前田常務:
今日は船井総研さんが来るから特別に...というのは冗談で(笑)、うちはお客様がいらした時は、全員起立して挨拶をするということを昔から徹底しています。うちの事業所はどこに行っても起立して挨拶しますよ。


インタビュアー:
やっぱり気持ちがいいですよね!


前田常務:
ありがとうございます!当社の経営方針の一つに、「お客様第一主義」という方針があり、その中で、いらした時には立ってご挨拶し、お帰りになる際には立ってお見送りをする、ということを決めています。


インタビュアー:
いつ頃からの方針なのですか?


前田常務:
先代が社長に就任した際に掲げた方針です。以来ずっと社内では徹底しています。


インタビュアー:
御社は荷主企業様の構内に入っての作業が多いかと思うのですが、現場に入る社員の方には、どのように「お客様第一主義」を徹底していただいているんですか?


前田常務:
まず、安全を意識してもらっているんですが、服装一つについても、高い意識を持って臨むようにしてもらっています。


インタビュアー:
なるほど。


前田常務:
現場に入ってもらう前にも、弊社で徹底的に教育を受けてもらってから現場に送るようにしています。やはり、安全に対する意識や、基本的な事を徹底できることが「お客様第一」に繋がると考えています。その他にも、自社で環境整備委員会を設置し、安全と品質の向上に努めています。


大きな仕事は全て小さい仕事の積み重ね

インタビュアー:
教育という点についてもう少しお伺いしたいのですが、先ほどお話に出た兵器や航空機の輸送というのはかなり技術力が必要になってくるのではないですか?


前田常務:
実はそちらは生産には携わっていないので、特に特殊な技術は必要ないんです。うちが携わっているのは構内作業なんですが、仕分けなどは部品点数が多いので難しいとは思います。例えば車を一台組み立てるのに使う部品は3万~5万点といわれているのですが、飛行機の場合は数十万点もあるんです。


インタビュアー:
そうなんですか!すごいですね!


前田常務:
やっぱりそのような仕事をさせていただいているのは、長年培った信頼によるものが多いんだろうと思います。


インタビュアー:
どのようにして信頼を得てきたのか、ポイントをお教えいただけますか?


前田常務:
そうですね...儲けが少なかったり、小さい仕事でも「NO」と言わないことですかね。このような仕事をこなしていくことで、大きい仕事も任せていただけているんだと思います。


インタビュアー:
なるほど。


前田常務:
あとは、当たり前だと思うんですけど、クレームがあった際には迅速に対応して誠意を見せるという事ですね。本当に当たり前のことですが、昔から社員全員でしっかりと意識をしてきました。


「大爆笑朝礼」

丹羽興業株式会社 前田常務

インタビュアー:
丹羽興業様は変わった朝礼をしているという噂を聞いたのですが...


前田常務:
うちは8時から就業が開始されるんですが、朝の朝礼で必ず「大きい声で笑う」ということをしています。


インタビュアー:
そうなんですか!それは変わっていますね!大爆笑するんですか?


前田常務:
そうですね。全員で大笑いしています。やっぱり前日までの嫌な事を吹っ切れたり、気持ちを切り替えたりすることができますね。


インタビュアー:
だから皆さん元気でエネルギッシュなんですね!


前田常務:
ありがとうございます。その大笑いの後には全員で清掃をするようにしています。うちは清掃の担当を決めていないので、朝の朝礼後に全員で清掃をすることを習慣にしているんです。ちなみに私はトイレ担当です。


インタビュアー:
役職も関係なしに、皆さんで行なうんですか?


前田常務:
そうですね。構内作業のメンバーはお客様先なのでできないのですが、事務所にいるメンバーは役職関係なく全員で行なっています。


インタビュアー:
なるほど。



インタビュアー:
それでは、今後の経営ビジョンについてお聞かせいただけますか?



前田常務:
昨年中期計画を作成したので、それを確実に実行していかなければならないのですが、5年後には売上を当社の悲願である30億円突破というところに目標を置いています。財務面でも優良企業になっていきたいと考えています。



インタビュアー:
この計画は皆さんでお考えになったのですか?



前田常務:
そうですね。かなり綿密に計画をたてました。3ヶ月間でミニマムの設定で計画をしています。この情勢なので、大雑把な見通しは立てずに、確実な計画を立てて、地道に実践していこうと考えています。



インタビュアー:それでは次に、常務が経営幹部として心がけていることについてお教えいただけますか?
前田常務:はい。とにかく日々現場に顔を出して、現場の状況を吸い上げるということですね。実際の現場では細かいレベルでも問題が起きているはずなので、できるだけその問題を実際に作業員から吸い出すということをどんどんしていきたいですね。



インタビュアー:なるほど。前田常務は「FUNAIロジスティクスソサエティ」にもご参加いただいているということで、情報収集にもかなり力を入れていらっしゃるのではないですか?



前田常務:そうですね。会員の皆さんはバリバリやられているので、刺激も受けますし、情報交換ができるので、本当に勉強させていただいていますね。



インタビュアー:他に勉強会なども参加されているんですか?



前田常務:ああいう物流企業だけの会というのは他にないんじゃないでしょうか?色々なセミナーは参加したりすることもありますけれど、物流業界に特化している勉強会というのはなかなかないですね。



インタビュアー:では私たちももっとお役に立てる会にできるよう頑張らないといけないですね!前田常務、本日はありがとうございました!



会社概要


■社名:丹羽興業株式会社
■設   立 :昭和32年2月
■資 本 金: 44,125,000円
■売 上 高: 29億円(平成19年実績)
■社 員 数 :180名
■事業内容
・三菱重工業株式会社各製作所管下の物流業務
・貨物自動車運送業
・自動車運送取扱事業
・産業機械据付事業
・住宅設備機器販売
 ビーバー・セゾンエアコン販売据付
・人材派遣事業、人材紹介業
・自動車部品製造及び組立加工
・各種冶工具の設計、製作
・産業廃棄物収集運搬業
・環境機器の設計・製造販売

■設備
・名古屋第一物流センター:敷地3,000坪/建物1,000坪
・稲沢部品センター:敷地1,100坪/建物750坪
・木前倉庫:敷地350坪/建物200坪
・丸野倉庫:敷地320坪/建物165坪
・守山倉庫:敷地150坪/建物100坪
・宮根台倉庫:敷地350坪/建物207坪

保有車両/自社・提携会社・グループ

特殊車両40台/大型車両112台/中型車両200台/小型車両40台

フォークリフト110台/トレーラーシャーシー 65台









対談後記

今回お伺いして、丹羽興業様は人にエネルギーを与える企業様だなと感じました。事務所に入った瞬間、私もつい元気になってしまいました!毎回の勉強会では常に前向きな発言で周囲をひっぱる前田常務。その姿勢はやはり社内風土に秘訣があることが分かりました!






※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。













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