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情熱会員インタビュー



運送会社が取り組むバイオディーゼル燃料の自社精製! 月間200万円のコスト削減を実現!! (2012年05月14日)

タケウチ商事株式会社

2012.5.14
「情熱会員インタビュー」 Vol.37 タケウチ商事株式会社
代表取締役  竹内 順三 氏


情熱会員インタビュー第37回は岐阜県に本社がございます、タケウチ商事株式会社の竹内順三様にお話を伺いました。


オンリーワン企業を目指すタケウチ商事株式会社

タケウチ商事株式会社

インタビュアー(以下、島田): 本日は タケウチ商事株式会社 の竹内社長にお越しいただきました。タケウチ商事株式会社 は食品配送をはじめとした、各種運送業務を行なっていらっしゃいます。
2002年からバイオディーゼル燃料(以下、BDF) を自社精製、実用化への取組みを始められました。

現在、そのBDFへの取組みが注目されており、先日、 物流ウィークリーにも取り上げられました。竹内社長はご自身がBDF実用のために研究・開発で培われてきたノウハウを、物流会社に対して提供し、BDFの導入、精製から、車両メンテナンスまでの全工程をサポートされています。

本日はこの、BDFへの取組みについて詳しくお話を伺います。 竹内社長、本日はよろしくお願いします。



竹内氏:よろしくお願いします。



島田:さっそくでございますが、タケウチ商事株式会社は何故BDFへの取組みを始めたのでしょうか?



竹内氏:はい。まず、もともとタケウチ商事株式会社が目指していることとして、自社にしかない「オンリーワンの企業」ということがあります。その上で、現在、燃料が高騰している中、燃料の価格変動に左右されない経営を目指すという目的で、BDFの精製に取組みはじめたという経緯がございます。



島田:自社で一からBDFの研究・開発をされてきたそうですが、すべて自社で開発を行うということは、大変難しかったのではないでしょうか?



竹内氏:はい。2002年からBDFの開発に着手しはじめましたが、当初、BDFに関するあらゆる文献を調べては実験をし、大学教授など各関係者にヒアリングをしては実験をするといったように、とにかくトライアンドエラーを繰り返してきました。

2011年秋に、ついに車両が一切止まることのないBDFが完成し、現在は当社が抱える60台の車両のうち、40台を、軽油を一切使用しない、BDF率100%の燃料で走行をさせております。



BDFを使用すると200万円/月のコスト削減ができます

タケウチ商事株式会社

島田:BDFを使用すると、どのくらいのコスト削減が見込めるのでしょうか?



竹内氏:車両の走行距離によって変わりますが、目安として、軽油を6万リッター/月で使用している会社様の場合、そのすべての分をBDFに変更すると、およそ200万円/月のコスト削減が見込めます。



島田:200万円/月ですか?すごいですね!現在、燃料の価格がどんどん高騰しているため、物流会社にとっては、非常にありがたいことですね。



竹内氏:BDFの燃料の価格変動について申しますと、軽油の価格が下がるときは、BDFの原料である廃油の価格も連動して下がるため、BDFは軽油に比べて、常に1リッターあたり30~50円安い燃料なのです。軽油を6万リッター/月以上使用されている会社様であれば、200万円/月よりもさらに大きなコスト削減が見込めます。



タケウチ商事株式会社

島田: BDFの精製プラントの導入から、実用化するまでは、いくらの投資金額が必要なのですか?



竹内氏:BDFの精製のために使用する土地の広さや、車両の数にもよりますが、およそ3,000万円を目安としております。



島田:初期投資が3,000万円の場合、200万円/月、コスト削減をすると、投資した分を回収するまで2年もかからないのですね!



竹内氏:はい。BDFは早く導入をされた方がお得なのです。



島田:なるほど。ちなみにタケウチ商事株式会社では、BDFをどれほど精製されているのでしょうか?BDFを使用しているということで、車両メンテナンスを含め、すべてを管理するのは、結構大変だと思うのですが?



竹内氏:当社の場合、最高で1日3,000リッターのBDFを精製できます。しかし、BDFの精製といっても、実際は、化学変化で待機している時間が多いため、BDFの専任者は1人だけでも十分に運用できるのです。



BDFは、正しく使用すれば、車両が故障することはありえません。

島田:軽油を使用していた車両が、突然BDFを使用しはじめると、車両が故障するのではないかと思ってしまうのですが、いかがでしょうか?



竹内氏:この場合、「車両が故障する」や「車両が止まる」ということは、燃料フィルターが故障することを言います。これまで軽油を使用していた車両、燃料タンクの中にはガム質状のものが溜まっていることがあり、この場合、BDFに切り替えた場合、燃料フィルターがつまってしまうということも起こります。

しかし、これは車両の年式や使用状況によって変わってきますので、そのまま使用しても問題ないことも多いです。実際にBDFを導入される際は、私が車両を見たうえで、どのようにすれば良いか判断をいたします。ご安心ください。



島田:BDF導入後のメンテナンスはいかがですか?



竹内氏:BDFを実用化した後、燃料フィルターを3ヶ月に1度交換すれば、車両が止まってしまうことはまずありません。



島田:3ヶ月に1度で大丈夫なのですか?



竹内氏:はい、大丈夫です。BDFの導入当初は3ヶ月使用したら交換していただき、使用していきながら、徐々に、その企業様の走行距離に合った期間に変更していきます。当社の車両ですと、2年間燃料フィルターの交換をしなくても大丈夫である車両もございます。

ただし、重要なこととして、燃料フィルターの交換時期を、勝手に変更しないでいただきたいと思っております。燃料フィルターが詰まりそうなときは、必ず前兆があります。このことは、BDFを導入する際、詳しくお伝えいたします。



島田:必ずノウハウを教授いただけるのですね。



竹内氏:タケウチ商事株式会社が、他のBDF精製会社と違うところは、自社で実用の経験があるということです。BDFの研究・開発をしてから、様々な経験をしているため、何か問題が起きたときなど、どのように対処すればよいのか、ノウハウを確立しております。

また、BDFを導入される際には、私がその企業様に伺い、実際にどのように導入していくかとったプランを立てさせていただきます。導入の開始から自社精製、運用まで、明確なプランを提案いたしますので、安心してお任せいただければと思います。



島田:やはり、自社だけで管理することは難しいことなのですか?



タケウチ商事株式会社

竹内氏:BDF精製の難しいところは、精製されたBDFの品質の善し悪しが、見た目だけでは全く分からないことです。また車両の整備に関しても、BDFでは気をつけるべき点があります。ただし、気をつけるべき点さえ押さえておけば、あとは難しいことはございません。



島田:BDFの気をつけるべきポイントに関しては、ご教授いただけるのですか?



竹内氏:はい。具体的には、BDFを導入される企業様から、BDFの専任スタッフを1名、当社にお招きし、3週間で、すべてのノウハウを提供いたします。もちろんその後も、当社で研究・開発したノウハウを随時ご提供いたしますので、ご安心ください。



タケウチ商事は今後もBDFの研究・開発を続けます

島田:竹内社長は、今後もBDFの研究をされるのでしょうか?



竹内氏:はい。タケウチ商事株式会社は今後もBDFの研究・開発を続け、現在よりも1リッターあたり20円の燃料費の削減を目指しております。BDFの導入は、環境のためであったり、BDF自体の品質向上のためということもありますが、一番の目的は、コスト削減です。これは当社が、BDFを実用化している運送会社であるということから、コスト削減を最優先課題として捉えているのです。



島田:今後もBDFの研究を続けられるのですね。また、海外でも会社を立ち上げるとお聞きしましたが?



竹内氏:はい。2012年5月にはフィリピンのマニラで、廃油回収の会社を立ち上げます。その他、中国・ロシアでも原料のテスト輸入をし、研究をします。現状あるBDFは、気温が-5℃以下という状況下では、使用できないため、冬でも使用できるBDFの開発に取り組んでまいりたいと思っております。



6月6日(水)、東京にてセミナーを主催いたします

島田:最後に、6月6日(水)にタケウチ商事株式会社様主催で、セミナーを開催されるとお聞きしました。このセミナーについて、詳しくお伺いできますか?



竹内氏:6月6日(水)13:30から新宿にて、当社主催で、BDFへの取組みを中心に、ご紹介いたします。BDFの導入に関して、ご不明点や疑問点などがございましたら、コチラのセミナーにお越しください。当日は船井総研の橋本さんにもゲスト講演をしていただけます。



島田:これまでセミナーを開催はされてきたのですか?



竹内氏:4月20日に名古屋にて、同様のセミナーでお話をしましたが、当初想定していた人数の2倍ものお客様がいらしていただき、皆様BDFに関して、ご興味を持たれていると感じております。

また、自社でBDFを車両への実用をスタートしてから、これまで数々のセミナーを開催してきましたが、BDFについて間違った知識が、世の中に蔓延していることを痛感しました。タケウチ商事株式会社では、今後もBDFに対する正しい情報と、コスト削減をテーマに、皆様にお伝えしたいと思っております。



タケウチ商事株式会社

タケウチ商事株式会社


タケウチ商事株式会社

島田:ありがとうございます。6月6日のセミナーの詳細は、こちらのズバロジ!セミナー情報にございますのでご覧下さい。
それでは竹内社長、本日はありがとうございました。



竹内氏:こちらこそ、ありがとうございました。



■関連セミナー
6月6日(水)タケウチ商事株式会社様主催セミナー
知恵と工夫で、運送会社のコストは、もっと下がります! 名古屋会場好評のため東京でも開催!


商号

タケウチ商事株式会社

代表者

代表取締役 竹内順三

資本金

1,000万円

設立

平成9年5月20日

資本金

1,000 万円

従業員

15名

所在地

〒509-0145
岐阜県各務原市鵜沼朝日町3丁目296-1
TEL:058-370-8963

事業内容

一般貨物自動車運送事業
利用運送事業

事業区域

中京圏

保有車両

10t車 4t車 3t車 2t車 計60台

系列会社

タケウチ運送有限会社




■対談後記
竹内社長の BDF に対して取り組む情熱に、大変感銘を受けました。竹内社長は、近年、 BDF に関しては、マイナスに捉えられがちであるが、実はまったくそんなことはないとのこと。是非とも、 BDF に関して、一度ご検討していただければと思います。 FLS にご入会いただきました、タケウチ商事様の今後の活動が非常に楽しみです!

■インタビュアー紹介
島田 裕一

氏名 : 島田 裕一

1985年生まれ。千葉県出身。 立教大学理学部卒業後、船井総研に入社。

入社後は廃棄物処理業、士業、物流業、と業種を問わず幅広いジャンルのコンサルティングに従事。

これまで手がけてきた士業のWEBコンサルティングにおいて、確実に集客できるサイト作りを行う。持ち前の元気さと明るさで日々業務に励んでいる。

※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。












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