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情熱会員インタビュー



社員が生き生き働く職場の作り方&顧客獲得手法 (2011年11月22日)

株式会社 渡辺産業

2011.11.22
「情熱会員インタビュー」 Vol.34 株式会社 渡辺産業
専務取締役 渡辺 英之 氏


「情熱会員インタビュー」の第34回は、株式会社渡辺産業の渡辺専務にお話をうかがいます。


株式会社渡辺産業

インタビュアー(以下、インタビュアー):本日はFLS会員、渡辺産業様にお邪魔しております。 渡辺専務に色々とお話をおうかがいしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



渡辺氏:はい。よろしくお願いいたします。



インタビュアー:渡辺産業様は総合物流企業として、静岡で事業をされています。当初は、運送業だけでしたが、今は流通加工などの業務もしており、売上を伸ばされています。

早速なのですが、そんな渡辺産業様の『一番の強み』とは何なのでしょうか?



株式会社渡辺産業

他社が嫌がるような仕事を行うこと


渡辺氏:そうですね。強いて言えば、私たちは他社が嫌がるような仕事をしていることでしょうか。普通であれば、他の運送会社が嫌がることを、何とかあきらめずにどのようにしたら取り組んでいけるのかを考えて行っています。

自社にくる案件は正直良いものばかりではないですよ。メーカー様の状況で秘密裏に進めなければならない急な案件というような・・・それでも「渡辺産業に頼めば、何とかしてくれる!」と考えてお客様が案件を持ってきてくれるので、それには最大限応えております。



インタビュアー:そうなのですね。倉庫業をやり始めたのはいつ頃なのですか?



お客様に応えられないのが辛くて、倉庫業を本格的に行う

渡辺氏:6年前ほどですね。6年前の当時は、300坪しかなかったのですが、今は3,000坪の倉庫を所有しています。きっかけとしては、輸送だけでは利益がでにくかったからというのもありますが、自社が倉庫を持っていないことでお客様に応えられないのが辛くて、倉庫業を本格的に行うようになりました。



インタビュアー:そうなのですね!実際に倉庫業を始めてから、困難に思われたことなどはあるのでしょうか?



渡辺氏:一時、荷主様の関係で仕事がなくなり本当に困りました。 『社員はファミリー』と私たちは思っています。その当時も社員を解雇するようなことは絶対したくありませんでした。なので、仕事がない1ヶ月~2ヶ月ほどは掃除をしてもらっていました。作業員は本当にがんばってくれたと思います。 だからこそ、私たちも土下座をする覚悟で仕事を獲りにいきました。 そこから仕事が獲れて、復活することができました。



株式会社渡辺産業

インタビュアー:そうなのですね。様々な苦労があって、立ち上げられたのかと思います。そのような中で貴社の社風もできあがってきたのですね。



社員に感謝!社員はファミリー!

渡辺氏:そうですね。倉庫業の立ち上げは大変でしたが、社員のためなら、経営陣はやれることは精一杯行います。私たちは本当に社員に感謝していて、社員はファミリーだと感じます。

ありがたい話で、自社の社員からは愛社精神をとても強く感じます。それは経営陣に対して、というだけではなく、社員それぞれの仲間意識が強いのです。社員同士で助け合っている場面をよく見ます。

社員の結婚式などでは、新郎・新婦の友人、親戚に「良い会社に入ったね」とよく言われます。人間関係の大事なところまで通じていて、仲間意識が強いところが自慢です。仕事では、指示しなくても仲間のために自ら行動を取ってくれています。

株式会社渡辺産業

イベントなども自然と盛り上がってきますね。フェイスブックをやりはじめたときも、最初は「え~!」なんて反応がありましたが、そのうち皆が盛り上がりはじめましたね。



株式会社渡辺産業

株式会社渡辺産業

インタビュアー:そうなのですね!とても素敵な社風ですね。売上を伸ばしてきた秘訣もそのあたりにあるのではないかな・・・と思うのですが、売上を伸ばされた秘訣は、何なのでしょうか?



渡辺氏:先ほどもお伝えしたように、他社がお手上げのような仕事を皆で知恵をつかって、何とか実績を出して、その部分をお客様が買ってくれているというのが実情で・・・本当にそれだけですね。

当たり前の仕事ではなく、お客様から提案をしてほしいというような仕事が多いですね。これは、今までそうやって人が嫌がる仕事を行ってきたので、提案力が身についたのだと思います。



インタビュアー:提案がしっかりとできる運送会社はお客様からの信頼も厚いかと思います。具体的にはどのような提案をされているのですか?



渡辺氏:そうですね。様々ではあるのですが、バラつみ、バラおろしで、パレットにできない輸送物をパレット化して、積載効率を上げて、効率良く行うシュミレーションをして、パレット管理も含めた提案なんかをしています。やはり、運びにくいものを何とかできるのかという案件が多いですね。

あとは、バンザイした運送会社の代わりとして動くこともあります。急な案件にも徹夜で分析して配送方法を考え、対応をしています。その繰り返しで、義理や縁を大事にしてきました。



ドライバーから、「お客様が困っているから何とかしたい」との連絡がある

株式会社渡辺産業

インタビュアー:なるほど。渡辺産業様が人とのつながりや縁を大事にしていることを、とても強く感じます。現場の方々にもその社風は伝わっているのかと思います。




渡辺氏:そうですね。私たちの仕事の仕方は、ドライバーたちも良く知っていますから、ドライバーから、「お客様が困っているから何とかできないか」と案件を持ってくることもよくあります。



インタビュアー:それはとても素晴らしいですね!ドライバーも自分の会社は何でも引き受けるという感覚が浸透しているのですね。



株式会社渡辺産業

株式会社渡辺産業

渡辺氏:そうですね。だからうちのドライバーはお客様からの信頼も厚いですよ。荷主様に引き抜かれそうになったこともありましたからね。



インタビュアー:そうなのですね!会社としての目標をおうかがいしてもよろしいでしょうか?



関わっている人全てが幸せになる会社になる

渡辺氏:売上としてはまずは30億が目標です。

ただ、頭でっかちに大企業病のようにはなりたくないですね。自社の強みを生かしたままで、拡大していきたいと思っています。30億を突破しても今の精神は忘れずいるのが大切ですね。

あとは、もっともっと、お客様のためになりたいです。従業員のためにもなりたいです。そして地域にも根付いて活性化もしたいと思います。 関わっている人全てが幸せになる会社にしなければ、楽しくありません。



株式会社渡辺産業

株式会社渡辺産業

インタビュアー:ありがとうございます。30億達成に向けて具体的に取り組んでいることはございますか?



お客様との絆をつくること

渡辺氏:はい。お客様と切っても切れない縁をつくることです。そのために物流会社として何ができるのか、運送するだけではなく、保管するだけではなく、お客様との絆をつくるために、お客さまの気付いていないことに気付くことが大事です。渡辺産業がいなければできなかった』とたくさんのお客様からの言葉をいただいて、絆を結んでいきたいと思います。



インタビュアー:渡辺産業様であれば、既に絆を築いているお客様もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



渡辺氏:いえ、そこに関しては、まだまだ満足していませんし、『満足』とはいつまでいっても思いません。満足をしていると気付かなくなります。上手くいっているようなところでも、悩みのない会社はない。お客様のパートナーとして、悩んでいることは一緒に解決していきたいと思っています。



インタビュアー:なるほど。ありがとうございます。では、FUNAIロジスティクスソサエティ(以下FLS)についておうかがいしたいのですが、FUNAIロジスティクスソサエティに参加されてどのように思われていますか?



FLSに参加して、まだまだ"かごの中の鳥"だと・・・

渡辺氏:FLSは刺激がありますね。本当に気付かされたことが多いです。つくづく思うのは、自分なりに考え、活動していたつもりですが、FLSに参加して、まだまだ"かごの中の鳥"だなと思いました。



インタビュアー:実際にFLSで刺激を受けて、実行されたことはありますか?

渡辺氏:ありますね。全社の安全会議など、ずっと実行しなければと思いながら満足には実行できていませんでしたが、実際にやりきっている会員様を見て、『やらなければならないことだ』なんだと吹っ切れて。で、しっかり実行しました。フェイスブックもFLSに入って活用を始めました。

インタビュアー:そうなのですね。社内が活性化したのであれば、こちらも幸いです。その他にはございますか?



渡辺氏:あと、自分が怒らなくなったのもあります。マネジメントの部分も学びました。以前は自分がしょっちゅう怒っていたのですが、怒ってばかりではいけないと気付かされたね。



株式会社渡辺産業

インタビュアー:なるほど、怒ってはいけないですか。渡辺専務が現場の方と接する際に心がけていることはあるのですか?



渡辺氏:現場には必ず足を運んでいます。その時に、ドライバーやパートさんにいつでも笑顔で話してもらえるような存在でいなければと思います。とは言いながら、幹部はなかなか笑顔ではないのですが(苦笑)



インタビュアー:そうなのですね。30億を目指してマネジメントの部分で専務も変わり、そして組織も変わらなければならないかと思うのですが、組織として目標としていることはありますか?



渡辺氏:これから成長していくなかで、今の『社員はファミリー』という社風を維持していきたいですね。その思いを貫けるような組織体制をつくり、次の世代にしっかり渡せる様な会社を作り繁栄していかなければなりません。



インタビュアー:永続する会社をつくることは、難しいですが、渡辺産業様であれば、永続して、関わる人全てを幸せにできる会社がつくれると思います。渡辺専務、本日は本当にありがとうございます。



会社名

株式会社渡辺産業

業務種目

一般貨物運送事業(免許番号 自監748号1777)
貨物運送取扱事業
産業廃棄物収集運搬業
流通加工業
人材派遣業
保有倉庫
 本社物流センター 400坪 1棟
 本社流通加工センター 200坪 1棟
 本社外部倉庫 100坪 1棟
 牧之原物流センター 1500坪 1棟 他

従業員数

95名

保有車両

トラクター 10台
トレーラー 8台
15t ウィング 15台
7t ウィング 1台
4t ウィング 22台
3t 箱車 1台
2t 箱車 1台
フォークリフト 8台



■対談後記

インタビュー後、渡辺産業様の現場の見学もさせていただきました。現場の方は本当に笑顔で、活気があり、素敵でした。専務がインタビューのなかで口にされていた、『社員はファミリー』であるという社風が本当に浸透していることを感じました。


※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。












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