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情熱会員インタビュー



全国の配送網を活用した販売事業の立ち上げに挑戦 (2011年10月25日)

アークス物流サポート株式会社

2011.10.25
「情熱会員インタビュー」 Vol.33アークス物流サポート株式会社
代表取締役社長 白石 康博 氏


「情熱会員インタビュー」の第33回は、アークス物流サポートの白石社長にお話をうかがいます。


アークス物流サポート株式会社

インタビュアー(以下、インタビュアー):アークス物流サポート様は、航空貨物輸送を得意としており、そのなかでも特に航空便の生鮮食品の配送業務を得意としていらっしゃいます。

売上は10億を超え、2011年10月に成田、12月にも大田市場に拠点を構える予定です。配送だけでなく、新たな事業にも積極的に取り組もうとしていらっしゃいます。

白石社長、本日はよろしくお願いいたします。



白石氏:はい。よろしくお願いいたします。



インタビュアー:まずは創業の経緯からおうかがいしてもよろしいでしょうか?



白石氏:はい。元々は父が商社の物流部門を統括しており、その商社が民事再生に伴い物流部門を切り離すことになったのです。その際に私も一緒に関わることになりました。 私はずっと、30歳までに独立したいという意志があったので共にやっていくことにしました。しかし、自前で倉庫を構えることが独立の条件とのことだったので、1ヶ月で2,400万集め、倉庫を借り独立しました。



インタビュアー:なるほど。1ヵ月でそれだけの資金を集めたのは、とても大変だったかと思います。事業を開始されてからは、仕事は順調に確保でき、売上を伸ばされたと聴いています。現在は、羽田と成田に拠点があるのですよね?



白石氏:はい。4年ほど前に成田で物流センターをやらないかという話がありました。円高の影響もあり、今は輸入野菜が多く、自社の配送網がスーパーや外食産業をメインにしていたので、成田に拠点を構えることにしました。

今は成田の方が元気ですね。ここ1~2年は成田を伸ばすようにしています。今年の10月に新たに成田に拠点を構えたので、これからますます力を入れていこうと思っています。



インタビュアー:そうなのですね。その他に貴社で最近注力して取り組まれていることはあるのでしょうか?



白石氏:物流の部分の充実はもちろんですが、さらに販売を行なっていきたいと思っています。現在も居酒屋の仕入れ販売業務をやっているんです。販売部門の売上は伸びてきているのですが、内部の体制はまだまだこれからです。しっかりと会社に利益が残るような体制をつくらなければならないと感じています。



インタビュアー:販売部門はなぜやろうと思われたのでしょうか?



白石氏:はい。物流だけでは、利益を確保するのが難しくなってきているので、自分たちが運んでいる商品を売るなど、販売協力をしようというところからはじまりました。

自社は全国に配送網(納品先)を持っているので、その納品先をリンクさせて販売協力を行っています。

アークス物流サポート株式会社 ただし、やはり運送会社から買うというのは難しいですね。スーパーや外食にとってはハードルが高いです。

ただ、弊社から商品を購入するメリットとしては以下の5つがあげられます。

(1) ピッキングから配送まで一括対応可能
(2) 冷凍・冷蔵で保管が可能
(3) ラベル印字・リパック対応可能
(4) 個店配送に対応可能
(5) 輸入商品にも対応可能



アークス物流サポート株式会社
〔冷蔵物流センター〕

仕入先にとってのメリットとしては、自社の物流網を使用することで販路を拡大することです。その際には、自社が一括して受けますので手間もかかりませんし、物量を増やし売上アップにつながります。また、それで利益が出た場合には、運賃に還元して、値下げもしています。



インタビュアー:そうなのですね。販売から配送まで一括というのは、とても便利ですね。 現在、販売を行っているのは何社なのですか?



白石氏:現在は3社ほどで数は少ないのですが、しっかりと実績をつくっております。



インタビュアー:ありがとうございます。活発に動かれているところが貴社の強みだと感じます。社内では活性化のためにどのような取り組みを行っているのでしょうか?



白石氏:特に活性化というわけではないかもしれませんが、情報発信・情報共有はしっかりと行うようにしております。

以前はミーティングなど全くできなかったのです。でも、「まずは集まろう」「とにかく皆でやりとりしよう!」ということで、月に1度ミーティングを行うようになり、それが月に2回になり、現在では毎日朝礼を行い、日報も発信するようになりました。

現在従業員は、70名近くいます。そのなかで幹部となる8名が積極的に発信を行っています。



インタビュアー:そうなのですね。売上の拡大とともに組織も成長しているのですね。



白石氏:そうですね。売上10億までは、配送網を充実させて、物量を増やすことでやってきましたが、これからはしっかりと利益を残していかなければならないと考えております。

そのために情報共有はとても大切です。自社は当日オーダー当日納品の生鮮食品を混載で扱っているので、情報が少しでも遅くなったり、入らなかったりすると業務に大きく影響が出て、それが利益に直結します。

例えば、通常は20個の配送のものが100個になることがあった際に、情報が遅くなると配送の組み換えが上手くできず、赤字になる配送を行ってしまうこともあり得ます。
「たぶん大丈夫」ではなく、確認を怠らず、情報を発信することがとても大事です。



インタビュアー:そうなのですね。それでは最後にこれからの目標をおうかがいできますか?



白石氏:売上で言うと、30億を目標としているのですが、売上額だけではなく、利益の確保をできるようにならなければと思っております。
そのために少しでもロスのでない情報共有のしくみの構築や、販売事業などの新たな事業の立ち上げ、生鮮食品の配送以外の業務立ち上げに現在取り掛かっているところです。

幹部も若い会社ではあるのですが、これからも積極的に取り組んでいきたいと思います。



インタビュアー:白石社長、本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。



社  名

アークス物流サポート株式会社

設立年月日

平成 15 年 9 月 30 日

資本金

5300 万円

事業内容

・貨物運送取扱業

・倉庫業(冷蔵、冷凍)

免  許

一般貨物自動車運送事業(関自貨第656号)

代表取締役会長 

白石 五男

代表取締役社長 

白石 康博

所在地

本社:東京都大田区大森南 4 丁目 10 番地 17

羽田空港生鮮センター:東京都大田区羽田空港 3 丁目 2 番地 2

城南島倉庫:東京都大田区城南島 2 丁目 6 番地 1

成田営業所:千葉県山武郡芝山町大里 2805

従 業 員

60名

車両台数

22台(10 tW 冷1台、4 tW 冷9台、4 t 箱冷3台、4 tW 2台、2箱冷5台、1 t 冷2台



■対談後記

アークス物流サポート 白石社長からお話をおうかがい、真剣に会社のために従業員のためを考え、会社に利益を残そうとされていると感じました。企業は売上ではなく、利益であると強く感じました。

運送事業は比較的利益率が低いことを考慮し、様々な取り組みをされる白石社長と幹部の皆様の今後にこれからも注目してまいります。 ありがとうございました。

※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。












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