
2010.04.24
「情熱会員インタビュー」第12回 株式会社日立物流 廣岡寿雄 氏
「情熱会員インタビュー」の第12回は、株式会社日立物流の廣岡様にお話をおうかがいいたしました。廣岡様は環境に特化した物流企業のための勉強会である「FLS環境ビジネス勉強会」の会員様です。
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グループの強みを最大限に発揮
インタビュアー:廣岡様、本日は「情熱会員インタビュー」ということでお時間をいただきました。 廣岡様:よろしくお願いします! インタビュアー:まずは御社の事業内容からお聴かせいただけますか? |
廣岡様:はい。弊社のメイン事業は物流業務ですが、なかでも3PL提案を強みとしています。
グループ会社と連携して物流業務を行なっているので、日立物流としては、提案を行ない、グループ会社で運営をしていく、という流れになっています。
現在は物流の売上のうち、7割以上を3PLが占めています。
インタビュアー:日立物流様は、グループ外のお客様の割合が高いんですよね?
廣岡様:はい、約7割が日立以外のお客様なんです。
もちろん、日立グループとしての強みも活かしています。
情報システムなども日立グループと連携してご提案していますしね。
インタビュアー:なるほど。
廣岡様:やはりグループ会社が数多くあるので、何でもグループ内で対応することができる、という点は強みの一つですね。
だから、荷主企業様からのご相談には、どんな内容でも対応できるようになっています。
インタビュアー:それはすばらしいですね! ちなみに、荷主さんの多くがグループ外ということは、精密機器以外の荷も扱っていらっしゃるのですよね?
廣岡様:もちろんです。弊社ではチルドや日用雑貨などの扱いもあるんですよ。あまりイメージがないかもしれませんが(笑)
インタビュアー:あらゆる荷の扱いがあるんですね。どんな荷でも、困ったらご相談に乗っていただけるということですね。
廣岡様:はい!どんなことでも、お困りだったらまずご相談ください!
優良企業との連携

インタビュアー:廣岡様には「FLS環境ビジネス勉強会」にご入会いただいておりますが、 どのようなきっかけで、環境ビジネスに興味を持たれたのでしょうか?
廣岡様:もともとは、日立の製品を扱っていくうえで、パソコンの回収などを行なっていたんです。 そのようなサービスを他の企業様にご提供していきたいと思っていたので、情報収集が課題でした。そんなところに、この勉強会をご案内いただいたんです。
インタビュアー:なるほど。実際にご参加されていかがでしょうか?
廣岡様:はい。毎回新しい環境ビジネスの情報が入ってくるため、とても役に立っています。 全てのネタを弊社ですぐに実行できるわけではないのですが、世の中の動きやお客様のニーズが把握できるので、毎回楽しみに参加させていただいています。
インタビュアー:それは嬉しいです。ありがとうございます!実際に御社では、どのような環境ビジネスを行なっていくご予定なのでしょうか?
廣岡様:まずは、現在徐々にお取引が増えているのですが、静脈3PLですね。弊社では3PE(3rdPartyEcology)と呼んでいます。 弊社では収集運搬の実務を行なわず、廃棄物の管理を行なうというビジネスですが、現在お客様にご提案を進めています。 廃棄物は品目ごとにマニフェストを書かなければならず、手間に感じているお客様も多いので、少しでも負担を軽減することができたら、と思っています。
インタビュアー:なるほど。廃棄物収集運搬や処理事業者の選定やマニフェストの発行にかかる時間と手間を考えたら、お任せした方がコスト的にもメリットが出る場合も多いですからね。 他にはどのような事業に取り組まれるご予定ですか?
廣岡様:はい。弊社では食品リサイクル事業ができないかと、現在検討しています。 実は、堆肥化する事業者様の視察なども行なっているんですよ。
インタビュアー:そうなんですか!それはビックリしました!
廣岡様:実は色々と動いているんです。ただ、食品リサイクルに関しては、自社でプラントを持ったり、収集運搬をすることが難しいため、 しっかりした企業様と上手く連携していかなければならない、という点が課題ですね。
インタビュアー:なるほど。
廣岡様:廃棄物の問題は、しっかりと管理していかないと、お客様に大変なご迷惑をかけてしまう可能性があるので、安心してお任せできる企業と連携していかなければならないと思っています。
インタビュアー:現在は不法投棄などの問題に対しては、かなりシビアに罰せられますからね。
廣岡様:そうなんです。ですから、荷主企業様にご迷惑がかからないよう、弊社内でも念入りにチェックを行なっています。
柔軟な視点をもってビジネスチャンスを探る

インタビュアー:他には環境ビジネスを進めるうえで、課題と感じていらっしゃることは何でしょうか?
廣岡様:はい。一番の課題は、弊社の社員の意識をもっと高めることです。 柔軟な視点を持って現場に行けば、様々なヒントが見つかりますが、既存の物流だけに捉われていたのでは、お客様にご提案できることも限られてしまいます。例えば今まではお客様が出している廃棄物は、単なる「ゴミ」として認識していましたが、その廃棄物に関連してどのようなビジネスチャンスがあるか、という視点で考えなければなりません。そのような意識を会社全体として持てるようになっていきたいですね。
インタビュアー:そうすると、廣岡様が伝道師となっていかれるんですね。
廣岡様:できればそうしたいですね。
インタビュアー:今回お話をお聴きしていて、事例が増えるのも時間の問題だな、と感じました。 またアプローチ方法など、教えてください!廣岡様、本日は本当にありがとうございました!
会社概要
| 商号 | 株式会社日立物流 Hitachi Transport System, Ltd. |
| 創業 | 1950年2月 |
| 本社所在地 | 〒135-8372 東京都江東区東陽 7-2-18 Tel:03-5634-0333(代表) |
| 事業内容 国内物流事業 |
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| 事業内容 海外物流事業 |
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| 事業内容 その他事業 |
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対談後記
廣岡様にお話をお聴きしていて、ビックリしたことが、「提案書の中に環境関連のサービスを沢山盛り込んでいる」ということです。勉強会でお伝えしたネタを、早速ご利用いただいていて、とても嬉しく思いました。また、ネタを聞いたらすぐに提案書に盛り込むというスピードがなければならない、ということを痛切に感じました。事例が今後バンバン増えそうな日立物流様に、今後も大注目です!
※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。















