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「情熱会員インタビュー」Vol.11 株式会社オーティーエス (2010年04月02日)

株式会社オーティーエス

2010.04.2
「情熱会員インタビュー」第11回 株式会社オーティーエス 田中優一郎 氏

「情熱会員インタビュー」の第10回は、株式会社オーティーエスの田中社長にお話をお伺いいたしました。田中社長は「FUNAIロジスティクスソサエティ」の会員企業様です。オーティーエス様は2009年度のFLSで「モデル企業大賞」を受賞なさった、すばらしい企業様です!



株式会社オーティーエス

物流に捉われないサービスの付加

堂谷:田中社長、本日はお時間をくださいまして、ありがとうございます。 沢山勉強させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!


田中社長:よろしくお願いします!


堂谷:それでは、御社の事業内容からお聴かせいただけますか?


田中社長:はい。弊社はファッション物流サービスを行なっております。 弊社の創業は23年前ですが、創業当時からファッション物流に絞り込んで倉庫の設計をしたんです。


堂谷:通常の倉庫とは、かなりスペックが異なるんですか?


田中社長:そうなんです。まず大きく異なる点は、天井高ですね。 通常の倉庫は5m、6mと天井が高いことが一般的ですが、アパレルの場合は「いかに単品を動かすか」を重視するため、天井高を低くしています。 天井が高いと色の識別が難しくなってしまうのですが、弊社のセンターでは天井を低くして、照明を増やしています。 そうすることで細かい色の違いも分かり、ミスが少なくなるんですよ。


堂谷:なるほど。そもそものスペックが大きく異なるんですね。なぜ創業当時からアパレルに絞り込んだのでしょうか?


田中社長:日本のファッションビジネスのサポートをしたい、という想いがあったからです。 自分は創業者ではないのですが、ファッションに絞り込んだ経緯としては、デリケートな商材の特性とお客様のこだわりを反映するため、特化した環境が好まれたからです。 私も元々はアパレルメーカーの出身ですしね。私は日本の繊維の技術はすばらしいと思っているので、国内の繊維産業が少なくなってきているのを、とても残念に思っているんです。 だから、こだわりを持っているメーカー様のお手伝いがしたい、と考えているんです。

保管の様子

堂谷:なるほど。それでは、御社の特長について、お聴かせいただけますか?


田中社長:一言でいうと、保管や単純な流通加工だけではなく、検品やタグ付け、修理などの周辺の業務も一貫してご提供できる、という点ですね。



堂谷:通常の物流企業は、タグ付けや検品などはあまり行なっていないのですよね?



田中社長:はい。従来は、海外から製品が輸入されてくると、まず検品専門の企業、そしてタグ付けの企業、そして物流倉庫に入庫するんです。
このために、商品が店頭に並ぶまでに1ヶ月ほどかかることがあるんです。



堂谷:そんなにかかるんですか?!



田中社長:そうなんです。アパレルは特に流行り廃りが激しいので、このタイムロスは非常にデメリットが大きいんです。
弊社のサービスの場合は、輸入して直接弊社の倉庫に入庫し、倉庫内で検品やタグ付け、細かいチェックなどを全て行うことができます。
このため、一週間以内で店頭に置くことが可能なんです。



堂谷:それは大きな違いですね!



田中社長:もちろん、専門の会社にお願いしたほうが安く済む場合も多いです。
しかし、弊社のように、物流まで一貫して行なうことができる会社は少ないんです。
このため、商品開発や営業などのコア業務に集中したい、というお客様にとてもマッチするんです。



「なんとかやってみよう!」

株式会社オーティーエス 田中社長

堂谷:御社が企業として大きく成長したきっかけ、もしくは時期があればお教えいただけますか?


田中社長:10年ほど前から、ジュエリー部門と通販部門、QC部門が育ってきたことがきっかけですね。


堂谷:QC業務というのは...?


田中社長:QualityControlの略ですが、細かい検品やタグ付け、洗濯ネーム付け、修理などの業務を総じてQC業務と呼んでいます。


堂谷:洗濯ネームも御社でつけるんですか?


田中社長:はい。輸入してきた製品に対して行なうのですが、海外の製品を日本の洗濯基準に合わせてネームをつけています。 最初はお客様からの指示どおりに付けていただけなのですが、最近では「どのネームをつけるか選定してくれないか」というご相談があり、弊社で選定する場合もあります。


堂谷:すごいですね!基本的にはお客様からあったご相談で、自社でできるものであれば業務に取り入れてしまおう、というスタンスなんですね。


田中社長:そうなんです。元々ジュエリーの物流も、お客様からの相談があって始まったことなんです。 弊社では、お客様からのご相談や、お悩みに対して「なんとかやってみよう!」と考えてまずは取り組む社風があるんです。 なので、現在の姿になったのも、お客様のおかげなんです。


堂谷:なるほど。すばらしいですね。


田中社長:「なんとかする」から始まった会社なので、今後もお客様からのご相談に対しては真剣に取り組んでいきたいと思っています。



ファッションビジネスのトータルサポーター


堂谷:田中社長が経営者として大切にされていること、気をつけていることは何でしょうか?



田中社長:「経営トップとして、今何をしなければならないか」を考えて動くようにしています。
社員に任せられるところはどんどん任せていき、自分が本来すべき事ができるようにしています。



堂谷:なるほど。それでは、御社のビジョンについてお聞かせいただけますか?



田中社長:はい。弊社の業務の特性として、担当者に専門的な知識や技術が必要です。
なので、会社の成長は、人が育つかどうか、次第なんです。ですから、今後はより人材育成に力をいれていきたいと思っています。
以前よりは、何も言わないでも動く事ができる人間が増えましたが、もっともっとレベルを上げ、お客様のお役に立てるようになりたいと思っています。



堂谷:御社はお客様にとって、どのような会社になっていきたいとお思いですか?



田中社長:弊社はお客様のビジネスの付加価値を高めるサポートをしていきたいと思っています。
そのため、ファッションビジネスのトータルサポーターという立ち位置が適正かなと思います。
あくまでも「ファッション」という軸は変えず、こだわりを持って頑張っている会社の役に立っていきたいと思います。



堂谷:ビジョン達成のための課題というと、やはり人材育成になるかと思いますが、今後はどのような方法をお考えですか?



田中社長:大きい話になりますが、「人がもっとイキイキ働ける環境づくり」が課題だと思っています。
自分たちが行なっている仕事の意味や価値、どんな形で人の役に立っているかを実感できるようにしていかなければならないですね。



堂谷:そうですね。お客様が見えないと、楽しく仕事ができないですからね。



田中社長:そうなんです。私は「幸せの経営」を目指していて、関わる人たちを幸せにしたいと思っています。



だからお客様も社員も、楽しく、幸せになって欲しいと思っています。



堂谷:すばらしいですね。社長がこんな熱い想いを持っていらっしゃるので、社員さんも楽しく仕事ができているでしょうね!
田中社長、本当にありがとうございました!






対談後記

株式会社オーティーエスはモデル企業大賞を受賞された、ということで、ちょっとドキドキしながらお邪魔しました。
お話を聴いていると、なるほど、と思わされることばかりです。
「物流」だけではなく、周辺業務で周囲との圧倒的な差別化を図っていらっしゃるモデルは、ぜひ参考にさせていただきたいと思います!





※本稿は、取材先企業様の発言に基づいて作成しております。














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